1. 問題の内容
784の正の約数の個数と、 が1より小さい既約分数となるような正の整数 の個数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 784の正の約数の個数を求める。
まず、784を素因数分解します。
正の約数の個数は、素因数の指数のそれぞれに1を足したものの積で計算できます。
したがって、784の正の約数の個数は 個です。
(2) が1より小さい既約分数となるような正の整数 の個数を求める。
が既約分数であるということは、 と 784 が互いに素であることを意味します。
が1より小さいということは、 であることを意味します。
したがって、求める個数は、784以下の正の整数のうち、784と互いに素なものの個数、すなわちオイラー関数 の値を求めればよいことになります。
(ただし、 は素数) を使うと、
したがって、 個です。
3. 最終的な答え
784の正の約数は全部で 15 個ある。
が1より小さい既約分数である正の整数 は全部で 336 個ある。