袋の中に1円、5円、10円、50円、100円、500円の硬貨がそれぞれ2枚ずつ入っています。この中から無作為に2枚取り出したとき、合計金額が100円以下になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/3/9

1. 問題の内容

袋の中に1円、5円、10円、50円、100円、500円の硬貨がそれぞれ2枚ずつ入っています。この中から無作為に2枚取り出したとき、合計金額が100円以下になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、袋の中にある硬貨の総数を計算します。各種類の硬貨が2枚ずつなので、合計で 6×2=126 \times 2 = 12 枚の硬貨があります。
次に、12枚の硬貨から2枚を取り出す組み合わせの総数を計算します。これは組み合わせの数 12C2{}_{12}C_2 で表されます。
12C2=12!2!(122)!=12×112×1=66{}_{12}C_2 = \frac{12!}{2!(12-2)!} = \frac{12 \times 11}{2 \times 1} = 66
したがって、2枚の硬貨を取り出す組み合わせの総数は66通りです。
次に、合計金額が100円以下になる組み合わせを考えます。
* 1円玉2枚: 1通り
* 5円玉2枚: 1通り
* 10円玉2枚: 1通り
* 50円玉2枚: 1通り
* 100円玉2枚: 1通り
* 1円玉と5円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 1円玉と10円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 1円玉と50円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 1円玉と100円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 5円玉と10円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 5円玉と50円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 5円玉と100円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 10円玉と50円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 10円玉と100円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
* 50円玉と100円玉: 2×2=42 \times 2 = 4 通り
これらの組み合わせの数を合計します。
1+1+1+1+1+4+4+4+4+4+4+4+4+4+4=491 + 1 + 1 + 1 + 1 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 = 49
したがって、合計金額が100円以下になる組み合わせは49通りです。ただし、100円玉と50円玉の組み合わせは金額が150円となるので、100円以下にはなりません。100円玉が絡んだ組み合わせで金額が100円を超えないものは、1円玉と100円玉、5円玉と100円玉、10円玉と100円玉です。50円玉が絡んだ組み合わせで金額が100円を超えないものは、1円玉と50円玉、5円玉と50円玉、10円玉と50円玉です。
同様に計算すると、
1円玉と5円玉:4通り
1円玉と10円玉:4通り
1円玉と50円玉:4通り
1円玉と100円玉:4通り
5円玉と10円玉:4通り
5円玉と50円玉:4通り
5円玉と100円玉:4通り
10円玉と50円玉:4通り
10円玉と100円玉:4通り
合計金額が100円以下になる組み合わせの総数は 1+1+1+1+1+4+4+4+4+4+4+4+4+4=45+5=491 + 1 + 1 + 1 + 1 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 = 45 + 5 = 49 となります。
100円玉2枚は100円。
よって、求める確率は 4966\frac{49}{66} となります。
しかし、選択肢にはこの答えがないため、計算を見直します。
1円、5円、10円、50円のいずれか2枚の組み合わせの場合をすべて洗い出す。
1,1 = 1
5,5 = 1
10,10 = 1
50,50 = 1
100,100=1
1,5=4
1,10=4
1,50=4
1,100=4
5,10=4
5,50=4
5,100=4
10,50=4
10,100=4
合計 = 1 + 1 + 1 + 1 +1+ 4 * 9 = 5 + 36 = 41
4166\frac{41}{66}も選択肢にない。
1,5,10,50の硬貨だけを取り出す場合のみ考える。
合計 = 1 + 1 + 1 + 4 + 4 + 4 = 15
8C2=872=28{}_8 C_2 = \frac{8*7}{2}= 28
15/2815/28
100円玉と500円玉を取り出す場合のみ考える。
合計 = 1 + 1 + 4 = 6
4C2=432=6{}_4 C_2 = \frac{4*3}{2} = 6
6 / 66 = 1/11
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉の場合を考える。
10枚の硬貨から2枚を取り出す。
10C2=10×92=45{}_{10}C_2= \frac{10 \times 9}{2} = 45
41/4541/45
合計100円以下になる組み合わせは
(1,1),(5,5),(10,10),(50,50),(100,100) : 5通り
(1,5),(1,10),(1,50),(1,100) : 4*4 = 16通り
(5,10),(5,50),(5,100) : 3*4 = 12通り
(10,50),(10,100): 2*4 = 8通り
(50,100) : 4通り(100円以下にならない)
全部で5+16+12+8=41通り。
12C2=12×112=66{}_{12}C_2 = \frac{12 \times 11}{2} = 66
確率は41/6641/66
すみません、組み合わせの計算方法に誤りがありました。100円玉2枚を取り出す場合も考慮に入れる必要があります。
組み合わせを再検討します。
1円同士: 1通り
5円同士: 1通り
10円同士: 1通り
50円同士: 1通り
100円同士: 1通り
1円と5円: 4通り
1円と10円: 4通り
1円と50円: 4通り
1円と100円: 4通り
5円と10円: 4通り
5円と50円: 4通り
5円と100円: 4通り
10円と50円: 4通り
10円と100円: 4通り
50円と100円: 4通り
全部で1 + 1 + 1 + 1 + 1 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 + 4 = 49通り
確率 = 49/
6

6. 計算ミス。合計100円以下になるのは

5 + (1,5,10,50,100)*1(1,5,10,50,100の同じ額以外の組み合わせ)=5+
4+4+4+4 = 16
4+4+4 =12
4+4 = 8
=5+16+12+8 = 5+36 = 41
だから確率は41/66

3. 最終的な答え

上記の通り、計算をやり直しても、選択肢に一致する答えが見つかりません。
考えられる可能性は、問題文の解釈が誤っているか、選択肢に正しい答えが含まれていないかのどちらかです。
しかし、再度計算すると、100円玉が絡む組み合わせに間違いがありました。100円玉が絡む組み合わせは、100円玉同士(100円)、100円玉と1円玉、100円玉と5円玉、100円玉と10円玉だけです。50円玉との組み合わせは150円になり100円を超えてしまいます。
なので、50円玉と100円玉の組み合わせは除く必要がありました。
なので、49-4 = 45通り
45/66 = 15/22
```
15/22
```

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