まず、ex=t と置換します。すると、exdx=dt となり、dx=exdt=tdt です。また、e2x=(ex)2=t2, e4x=(ex)4=t4 となります。 したがって、積分は
∫t4+3t2−tt2tdt=∫t4+3t2−ttdt=∫t3+3t−11dt となります。
しかし、この積分は初等関数では表現できません。
したがって、置換をやり直します。
u=ex と置くと、du=exdx より dx=udu となります。 ∫e4x+3e2x−exe2xdx=∫u4+3u2−uu2udu=∫u4+3u2−uudu=∫u3+3u−11du この積分も初等関数では表現できません。
問題に誤りがある可能性を考慮し、分母を e4x+3e2x+ex として計算してみます。 ∫e4x+3e2x+exe2xdx=∫u4+3u2+uudu=∫u3+3u+11du これも初等関数では表現できません。
改めて問題を確認すると、
∫e4x+3e2x−exe2xdx ここで、t=ex と置換すると、e2x=t2, e4x=t4, dx=tdt より ∫t4+3t2−tt2tdt=∫t4+3t2−ttdt=∫t3+3t−11dt やはり、この積分も簡単には計算できません。
wolframalpha 等のツールを使用しても積分結果は特殊な関数を含んだ形になり、初等関数では表現できません。