200万円の投資信託が年利6%で成長するとき、投資額が400万円に達するまでに必要な年数 $x$ を求める。

応用数学指数関数対数投資化学反応
2025/6/12
## 問題7

1. 問題の内容

200万円の投資信託が年利6%で成長するとき、投資額が400万円に達するまでに必要な年数 xx を求める。

2. 解き方の手順

投資額は毎年6%ずつ増えるので、xx年後の投資額は 200(1+0.06)x200(1 + 0.06)^x 万円と表せる。
これが400万円になるので、次の方程式を解く。
200(1.06)x=400200(1.06)^x = 400
両辺を200で割ると、
(1.06)x=2(1.06)^x = 2
両辺の対数をとると、
xlog(1.06)=log(2)x \log(1.06) = \log(2)
x=log(2)log(1.06)x = \frac{\log(2)}{\log(1.06)}
x0.30100.025311.89711.9x \approx \frac{0.3010}{0.0253} \approx 11.897 \approx 11.9

3. 最終的な答え

x11.9x \approx 11.9
## 問題8

1. 問題の内容

化学反応の速度に関する問題。温度が0度のとき、反応時間は60分。温度が10度上昇するごとに反応時間が半分になる。反応時間が5分になるためには、温度を何度に設定する必要があるか。

2. 解き方の手順

温度が10度上昇するごとに反応時間が半分になるということは、反応時間は指数関数的に減少する。
0度の時の反応時間は60分なので、反応時間が5分になるまでに何回反応時間が半分になるかを考える。
60分 / 5分 = 12
反応時間が半分になる回数を nn とすると、
60×(12)n=560 \times (\frac{1}{2})^n = 5
(12)n=560=112(\frac{1}{2})^n = \frac{5}{60} = \frac{1}{12}
2n=122^n = 12
nlog(2)=log(12)n \log(2) = \log(12)
n=log(12)log(2)1.0790.3013.58n = \frac{\log(12)}{\log(2)} \approx \frac{1.079}{0.301} \approx 3.58
反応時間が半分になる回数が約3.58回なので、温度は10×3.5835.810 \times 3.58 \approx 35.8度上昇する必要がある。
したがって、必要な温度は約35.8度となる。

3. 最終的な答え

約35.8度

「応用数学」の関連問題

長さ6mの単純支持梁(A-B)が点Cで20kNの荷重を受けている。荷重は45度の角度で作用する。A点とC点の間、C点とB点の間の距離はそれぞれ3mである。この梁の反力、せん断力図(Q図)、曲げモーメン...

構造力学力学反力モーメント力の釣り合い
2025/6/12

$\|a\| = 1$, $\|b\| = 2$, $\|2a - 3b\| = 2\sqrt{13}$のとき、以下の問題を解きます。 (1) $a \cdot b$ を求めよ。 (2) $a$ と ...

ベクトル内積ノルム角度
2025/6/12

(1) 自然数 $n$ に対して、$f(n) = -(\log_2 n)^2 + 5 \log_2 n$ を最大にする $n$ を求めよ。 (2) $6^{60}$ を十進法で表すとき、その桁数と上位...

対数最大値桁数常用対数
2025/6/12

与えられた常微分方程式の問題を解きます。 2.2 (a) $y'' - y' = 0$, with $u = y'$ 2.3 (a) $y' + \frac{x^2 - y^2}{2xy} = 0$ ...

常微分方程式線形微分方程式線形独立解法
2025/6/12

与えられた画像には、ロジスティック方程式に関する問題(Q3)と、2階の微分方程式に関する問題(Q4)の2つの問題が含まれています。 Q3では、ロジスティック方程式 $\dot{y} = A(1 - \...

ロジスティック方程式微分方程式変数分離法積分
2025/6/12

原子間結合ポテンシャルエネルギー $U(r) = -\frac{A}{r^m} + \frac{B}{r^n}$ が与えられています。ここで、$m=1$, $n=6$, $A=8.0 \times 1...

微分ポテンシャルエネルギー物理
2025/6/12

ある結晶において、原子間結合の平衡原子間距離 $r_0 = 0.30 \text{ nm}$ に対し、結合の強さ $S_0 = \frac{d^2 U}{dr^2} \Bigr|_{r=r_0} = ...

物理学材料科学ヤング率微分
2025/6/12

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)複合材において、繊維方向に平行に荷重を加える場合の弾性率を求めます。繊維の弾性率 $E_f = 230 \text{ GPa}$、母材の弾性率 $E_m = 3 \...

材料力学複合材料弾性率混合則
2025/6/12

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の繊維方向のヤング率 $E_c$ を120 GPaにするために必要な繊維体積率 $V_f$ を求める問題です。繊維のヤング率 $E_f$ は240 GPa、母材のヤ...

ヤング率複合材料混合則体積率連立方程式
2025/6/12

直径8mm、長さ120mmの丸棒に、両端から800Nの引張荷重が静的に作用している。棒のヤング率を210GPa、ポアソン比を0.28とする。このとき、以下の3つの量を求める問題です。 1. 荷重方...

応力ひずみヤング率ポアソン比材料力学
2025/6/12