関数 $f(a, b) = 23a^2 + 2b^2 - 40a + 12ab - 12b$ を最小にする $a$ と $b$ を勾配降下法で求めるアルゴリズムの空欄(ア)~(カ)に適切な整数値を答える問題です。ただし、$\eta$ は学習率です。

応用数学勾配降下法偏微分最適化
2025/6/12

1. 問題の内容

関数 f(a,b)=23a2+2b240a+12ab12bf(a, b) = 23a^2 + 2b^2 - 40a + 12ab - 12b を最小にする aabb を勾配降下法で求めるアルゴリズムの空欄(ア)~(カ)に適切な整数値を答える問題です。ただし、η\eta は学習率です。

2. 解き方の手順

勾配降下法では、関数 f(a,b)f(a, b)aabb に関する偏微分を用いて、aabb を更新します。
まず、f(a,b)f(a, b)aa で偏微分します。
fa=46a+12b40\frac{\partial f}{\partial a} = 46a + 12b - 40
次に、f(a,b)f(a, b)bb で偏微分します。
fb=4b+12a12\frac{\partial f}{\partial b} = 4b + 12a - 12
勾配降下法の更新式は以下のようになります。
aaηfaa \leftarrow a - \eta \frac{\partial f}{\partial a}
bbηfbb \leftarrow b - \eta \frac{\partial f}{\partial b}
上記の偏微分の結果を更新式に代入すると、以下のようになります。
aaη(46a+12b40)a \leftarrow a - \eta (46a + 12b - 40)
bbη(12a+4b12)b \leftarrow b - \eta (12a + 4b - 12)
したがって、空欄に当てはまる値は次のようになります。
(ア) 46
(イ) 12
(ウ) -40
(エ) 12
(オ) 4
(カ) -12

3. 最終的な答え

(ア) 46
(イ) 12
(ウ) -40
(エ) 12
(オ) 4
(カ) -12

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