問題(3): 1本200円のバラと1本150円のカーネーションを合わせて12本入れ、代金の合計がちょうど2000円になる花束を作りたい。バラとカーネーションをそれぞれ何本入れればよいか。 問題(5): ある動物園の入園料は、大人は1人200円、子どもは1人80円である。ある日の入園者は、大人と子ども合わせて180人で、入園料の合計は22800円であった。この日の大人と子どもの入園者数を求めなさい。

代数学連立方程式文章問題
2025/6/12

1. 問題の内容

問題(3): 1本200円のバラと1本150円のカーネーションを合わせて12本入れ、代金の合計がちょうど2000円になる花束を作りたい。バラとカーネーションをそれぞれ何本入れればよいか。
問題(5): ある動物園の入園料は、大人は1人200円、子どもは1人80円である。ある日の入園者は、大人と子ども合わせて180人で、入園料の合計は22800円であった。この日の大人と子どもの入園者数を求めなさい。

2. 解き方の手順

問題(3)
ステップ1: バラの数を xx 本、カーネーションの数を yy 本とする。
ステップ2: 本数の合計に関する式を立てる。
x+y=12x + y = 12
ステップ3: 金額の合計に関する式を立てる。
200x+150y=2000200x + 150y = 2000
ステップ4: 連立方程式を解く。まず、最初の式から yyxx で表す。
y=12xy = 12 - x
ステップ5: これを2番目の式に代入する。
200x+150(12x)=2000200x + 150(12 - x) = 2000
ステップ6: 式を整理して xx を求める。
200x+1800150x=2000200x + 1800 - 150x = 2000
50x=20050x = 200
x=4x = 4
ステップ7: yy を求める。
y=12x=124=8y = 12 - x = 12 - 4 = 8
問題(5)
ステップ1: 大人の人数を aa 人、子どもの人数を bb 人とする。
ステップ2: 人数の合計に関する式を立てる。
a+b=180a + b = 180
ステップ3: 入園料の合計に関する式を立てる。
200a+80b=22800200a + 80b = 22800
ステップ4: 連立方程式を解く。まず、最初の式から bbaa で表す。
b=180ab = 180 - a
ステップ5: これを2番目の式に代入する。
200a+80(180a)=22800200a + 80(180 - a) = 22800
ステップ6: 式を整理して aa を求める。
200a+1440080a=22800200a + 14400 - 80a = 22800
120a=8400120a = 8400
a=70a = 70
ステップ7: bb を求める。
b=180a=18070=110b = 180 - a = 180 - 70 = 110

3. 最終的な答え

問題(3): バラは4本、カーネーションは8本
問題(5): 大人は70人、子どもは110人

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