半径1の円に内接する正五角形ABCDEの1辺の長さを$a$とし、$\alpha = \frac{2}{5}\pi$とおく。 (1) $\sin{3\alpha} + \sin{2\alpha} = 0$ が成り立つことを証明する。 (2) $\cos{\alpha}$ の値を求める。 (3) $a$ の値を求める。 (4) 線分ACの長さを求める。
2025/6/12
1. 問題の内容
半径1の円に内接する正五角形ABCDEの1辺の長さをとし、とおく。
(1) が成り立つことを証明する。
(2) の値を求める。
(3) の値を求める。
(4) 線分ACの長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) より、 である。
なので、 となる。
したがって、
よって、 となり、証明できた。
(2) (1)より、 が成り立つ。
和積の公式を用いると、
ここで、 より、 であるから、
これは常に成り立つので、 から求めることはできない。
ここで、、を用いると、
より、であるから、
より、 であるから、
(3) 正五角形の一つの内角は
を考えると、 である。OA = OB = 1なので、余弦定理より、
(4) を考えると、 である。OA = OC = 1なので、余弦定理より、
3. 最終的な答え
(1) は成り立つ。(証明終わり)
(2)
(3)
(4)