$|OA|=5$, $|OB|=12$の長方形OABCがある。次のベクトルと平行な単位ベクトルを、$OA$, $OB$で表せ。 (1) $OA$ (2) $OC$

幾何学ベクトル単位ベクトル長方形ベクトルの加算ベクトルのスカラー倍
2025/6/12

1. 問題の内容

OA=5|OA|=5, OB=12|OB|=12の長方形OABCがある。次のベクトルと平行な単位ベクトルを、OAOA, OBOBで表せ。
(1) OAOA
(2) OCOC

2. 解き方の手順

(1) OA\vec{OA} と平行な単位ベクトルを求める。
OA\vec{OA} の単位ベクトルは、OAOA\frac{\vec{OA}}{|\vec{OA}|} で与えられる。
OA=5|\vec{OA}| = 5 なので、OA\vec{OA} と平行な単位ベクトルは OA5\frac{\vec{OA}}{5} となる。
(2) OC\vec{OC} と平行な単位ベクトルを求める。
長方形OABCなので、OC=OA+OB\vec{OC} = \vec{OA} + \vec{OB} である。
OC=OA2+OB2=52+122=25+144=169=13|\vec{OC}| = \sqrt{|\vec{OA}|^2 + |\vec{OB}|^2} = \sqrt{5^2 + 12^2} = \sqrt{25 + 144} = \sqrt{169} = 13
OC\vec{OC} と平行な単位ベクトルは、OCOC=OA+OB13=113OA+113OB\frac{\vec{OC}}{|\vec{OC}|} = \frac{\vec{OA} + \vec{OB}}{13} = \frac{1}{13} \vec{OA} + \frac{1}{13} \vec{OB} となる。

3. 最終的な答え

(1) 15OA\frac{1}{5}\vec{OA}
(2) 113OA+113OB\frac{1}{13}\vec{OA} + \frac{1}{13}\vec{OB}

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