まず、3x4分割表におけるクラメールの連関係数の最大値を求める問題があります。 次に、カイ二乗統計量が0になる状況として適切なものを選択する問題があります。
2025/6/14
1. 問題の内容
まず、3x4分割表におけるクラメールの連関係数の最大値を求める問題があります。
次に、カイ二乗統計量が0になる状況として適切なものを選択する問題があります。
2. 解き方の手順
(7) クラメールの連関係数の最大値について:
クラメールの連関係数は、分割表における2つのカテゴリカル変数の関連性の強さを表す指標です。その値は0から1の間にあります。完全な関連がある場合、つまり、一方の変数の値が分かれば、もう一方の変数の値を正確に予測できる場合、クラメールの連関係数は1になります。
したがって、3x4分割表において、クラメールの連関係数の最大値は1です。
(8) カイ二乗統計量が0になる状況について:
カイ二乗統計量は、観測度数と期待度数のずれの大きさを測る指標です。カイ二乗統計量が0になるのは、全てのセルにおいて観測度数と期待度数が完全に一致する場合です。これは、2つの変数が完全に独立である、つまり関連がないことを意味します。
選択肢を検討すると、以下のようになります。
1. 観測度数と期待度数のセルにおいて、全てのセルの値が一致しているとき。
2. 観測度数と期待度数のセルにおいて、ただ1つのセルの値のみが一致しているとき。
3. 観測度数と期待度数のセルにおいて、全てのセルの値が一致していないとき。
カイ二乗統計量が0になるのは、観測度数と期待度数が全てのセルで一致する場合なので、1が正解です。
3. 最終的な答え
(7) 1
(8) 1