表2は、従業員Aと従業員Bが製品の異常を目視で検知した結果をまとめた表です。この表に基づいて、与えられたカイ二乗統計量、単純一致係数、Jacard係数に加え、Russell Rao係数を求める問題です。

確率論・統計学統計データ分析相関係数Russell Rao係数異常検知
2025/6/14

1. 問題の内容

表2は、従業員Aと従業員Bが製品の異常を目視で検知した結果をまとめた表です。この表に基づいて、与えられたカイ二乗統計量、単純一致係数、Jacard係数に加え、Russell Rao係数を求める問題です。

2. 解き方の手順

Russell Rao係数は、一致したペアの数を総ペア数で割ったものです。この問題の場合、一致したペアは、両方の従業員が「異常である」と判断したケースと、両方の従業員が「異常でない」と判断したケースの合計です。総ペア数は、表全体の合計です。
表から、
* 両方の従業員が「異常である」と判断したケースは85件
* 両方の従業員が「異常でない」と判断したケースは80件
* 総ペア数は200件
したがって、Russell Rao係数は次のようになります。
Russell Rao=85+80200Russell\ Rao = \frac{85 + 80}{200}
Russell Rao=165200Russell\ Rao = \frac{165}{200}
Russell Rao=0.825Russell\ Rao = 0.825

3. 最終的な答え

0. 825

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