平行四辺形ABCDにおいて、辺BCの延長線上に点Eがあり、線分AEと線分CDの交点をFとする。このとき、$\triangle DEF \equiv \triangle BCF$であることを証明する。
2025/3/28
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、辺BCの延長線上に点Eがあり、線分AEと線分CDの交点をFとする。このとき、であることを証明する。
2. 解き方の手順
と において
平行四辺形の対辺は平行なので、
よって、
したがって、平行線の錯角は等しいので、
...(1)
また、平行四辺形の対辺は平行なので、
よって、
したがって、平行線の錯角は等しいので、
...(2) (対頂角)
さらに、より錯角は等しいから、
...(3)
(1)より
したがって
ここで、とにおいて
(対頂角) ...(4)
またより、
...(5)
平行四辺形ABCDにおいて、である。
とにおいて
(対頂角)
とについて、
...(6) (錯角)
...(7) (対頂角)
したがってとにおいて、二角がそれぞれ等しいので、残りの角も等しい。
よって、
また、平行四辺形の対辺の長さは等しいので、
なので となる。
したがって、とは相似である。
平行四辺形の対辺は等しいので
平行線の錯覚は等しいので
また対頂角は等しいので
とにおいて、
また
と において、2角がそれぞれ等しいので、∽
ここで、 と について考える。
(錯角)
(対頂角)
したがって、2角が等しいので、
のときとなる。
3. 最終的な答え
(証明)
とにおいて、
平行四辺形の対辺は平行なので、。よって。
したがって錯角は等しいので、 …①
また、対頂角は等しいので、 …②
平行四辺形の対辺は平行なので、。よって。
したがって錯角は等しいので、 …③
①、②、③より、
仮定より
したがって、