1から10までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつ、合計10枚ある。 1回目に出た数に関係なく2回カードを引く。2回目に引いたカードの数字を得点$X$とする。 $P(X=1)$、$P(X=2)$、期待値$E(X)$、1回目にゲームを止めるべき数と2回ゲームを行うべき数を求めよ。
2025/6/15
1. 問題の内容
1から10までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつ、合計10枚ある。
1回目に出た数に関係なく2回カードを引く。2回目に引いたカードの数字を得点とする。
、、期待値、1回目にゲームを止めるべき数と2回ゲームを行うべき数を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、とを求める。カードは全部で10枚なので、、。
同様に、 ()である。
次に、期待値を計算する。期待値の定義より、
したがって、
次に、1回目のゲームを止めるべき数を考える。1回目の出目をとする。
1回目でゲームを止めたときの得点はである。
2回目のゲームを行ったときの得点の期待値はである。
のとき、1回目でゲームを止める方が良い。
のとき、2回目のゲームを行う方が良い。
は整数なので、のとき1回目でゲームを止め、のとき2回ゲームを行うのが良い。
3. 最終的な答え
ア:1/10
イ:1/10
ウ:5.5
エ:6
オ:5