10000円の商品を購入した際に、1回1000円で参加できる割引くじに参加するかどうかを検討する問題です。サイコロを1回投げて、出た目に応じて割引額が決まります。割引後の価格をX円とし、Xの期待値E(X)を計算し、参加料を考慮してくじを引くべきかどうか判断します。確率分布表の空欄を埋め、E(X)を計算し、最終的な判断を行います。
2025/6/15
1. 問題の内容
10000円の商品を購入した際に、1回1000円で参加できる割引くじに参加するかどうかを検討する問題です。サイコロを1回投げて、出た目に応じて割引額が決まります。割引後の価格をX円とし、Xの期待値E(X)を計算し、参加料を考慮してくじを引くべきかどうか判断します。確率分布表の空欄を埋め、E(X)を計算し、最終的な判断を行います。
2. 解き方の手順
まず、サイコロの各目が出る確率を考えます。サイコロは6面なので、それぞれの目が出る確率は1/6です。
* 1の目が出たら1割引なので、価格は9000円になります。その確率は1/6です。
* 2の目が出たら2割引なので、価格は8000円になります。その確率は1/6です。
* 3の目が出たら3割引なので、価格は7000円になります。その確率は1/6です。
* 4, 5, 6の目が出たら割引なしなので、価格は10000円になります。その確率は3/6 = 1/2です。
確率分布表を埋めます。
* P(X=10000) = 1/2
* P(X=9000) = 1/6
* P(X=8000) = 1/6
* P(X=7000) = 1/6
Xの期待値E(X)を計算します。
くじに参加した場合の支払い金額の期待値は、E(X)に1000円の参加料を加えた金額です。
3. 最終的な答え
確率分布表:
* ア:1/2
* イ:1/6
* ウ:1/6
* エ:1/6
E(X) = 9000
くじに参加した場合の支払い金額の期待値は10000円です。くじに参加しない場合の支払い金額も10000円なので、くじを引く必要はありません。どちらを選んでも期待値は同じです。