少なくとも1個が白玉である確率を求めるには、余事象の確率を利用するのが便利です。余事象とは、「少なくとも1個が白玉である」の反対、つまり「すべての玉が赤玉である」ことです。
まず、4個の玉の取り出し方の総数を計算します。袋の中には全部で10個の玉があるので、10個から4個を選ぶ組み合わせの数になります。これは、組み合わせの公式を使って計算できます。
10C4=4!(10−4)!10!=4!6!10!=4×3×2×110×9×8×7=210 次に、4個すべてが赤玉である確率を計算します。6個の赤玉から4個を選ぶ組み合わせの数を計算します。
6C4=4!(6−4)!6!=4!2!6!=2×16×5=15 したがって、4個すべてが赤玉である確率は、以下のようになります。
10C46C4=21015=141 少なくとも1個が白玉である確率は、1から「4個すべてが赤玉である確率」を引いたものです。
1−141=1413