YOKOHAMAの8文字を1列に並べる。 (1) OとAが必ず偶数番目にあるものは何通りあるか。 (2) Y, K, H, Mがこの順にあるものは何通りあるか。
2025/6/15
1. 問題の内容
YOKOHAMAの8文字を1列に並べる。
(1) OとAが必ず偶数番目にあるものは何通りあるか。
(2) Y, K, H, Mがこの順にあるものは何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) OとAが必ず偶数番目にある場合
YOKOHAMAの8文字のうち、偶数番目は4つある(2番目、4番目、6番目、8番目)。OとAはそれぞれ2つずつあるので、この4つの偶数番目に2つのOと2つのAを配置する方法を考える。
まず、4つの偶数番目の位置から2つを選び、そこにOを配置する。これは 通り。残りの2つの偶数番目の位置にAを配置する。これは 通り。したがって、OとAを偶数番目に配置する方法は、
通り。
次に、残りの4つの文字(Y, K, H, M)と、OとAの配置によって空いた4つの奇数番目の位置に、これらの4つの文字を配置する。これは単に4つの文字を並べる順列なので、 通り。
最後に、上記2つの場合の数を掛け合わせる。
通り。
ただし、文字'H'が2つ存在するため、2!で割る必要があり、
よって、
しかし、上記の議論はOとAが区別できるという前提に基づいています。Oが2つ、Aが2つあるので、区別できません。従って、
通り。
残りの4文字(Y, K, H, M)と残った4つの場所を並べる方法を考える。Hが2つあるため、 通り
よって、並べ方は 通り
(2) Y, K, H, Mがこの順にある場合
YOKOHAMAの8文字を並べる。Y, K, H, Mの順番は固定されているので、まず、Y, K, H, Mを全て同じ文字(例えばX)として考え、X, O, O, A, A, Hの6文字を並べることを考える。この並べ方は、 通り。
Y, K, H, Mをこの順に並べることを考えると、8文字の並び方は 通り。Y, K, H, Mの並び順を固定すると、
通り。
3. 最終的な答え
(1) 72通り
(2) 420通り