(4)
まず、玉の並べ方の総数を求めます。全部で7個の玉があり、赤玉が3個、青玉が2個、白玉が2個なので、並べ方の総数は、
3!2!2!7!=2×27×6×5×4=7×6×5=210 通り となります。
次に、赤玉が隣り合わない並べ方を求めます。まず、赤玉以外の4つの玉(青2個、白2個)を並べます。その並べ方は、
2!2!4!=24×3=6 通りです。 次に、これらの4つの玉の間に3つの赤玉を入れる場所を選びます。4つの玉の間と両端の5箇所から3箇所を選ぶ組み合わせは、5C3=3!2!5!=25×4=10 通りです。 したがって、赤玉が隣り合わない並べ方は、6×10=60 通りとなります。 (5)
a,b,c がこの順番で等比数列をなすので、b=ar,c=ar2 と書けます。 また、a+b+c=21 より、a+ar+ar2=21 です。 さらに、b,a2,c がこの順番で等差数列をなすので、2a2=b+c です。 2a2=ar+ar2 より、2a=r+r2 (ただし、a=0)。 r2+r−2a=0 となります。 r=2−1±1+8a rは有理数なので、1+8aは平方数でなければなりません。 1+8a=k2 とおくと、8a=k2−1=(k−1)(k+1) となります。 a=8(k−1)(k+1) a+ar+ar2=21 に代入すると、a(1+r+r2)=21 となります。 b+c=2a2なので、a+2a2=21 です。 2a2+a−21=0を解くと、a=4−1±1+4×2×21=4−1±169=4−1±13となります。 a=3 または a=−27 となります。aは整数なので、a=3です。 a=3のとき、1+r+r2=7 より、r2+r−6=0となり、(r+3)(r−2)=0なので、r=−3,2です。 a=3,r=−3のとき、b=−9,c=27となります。このとき、a+b+c=3−9+27=21を満たし、b,a2,cは−9,9,27となり、等差数列です。 a=3,r=2のとき、b=6,c=12となります。このとき、a+b+c=3+6+12=21を満たし、b,a2,cは6,9,12となり、等差数列です。 したがって、(a,b,c)=(3,−9,27),(3,6,12) の2組です。