三角形ABCにおいて、$c = 8$、$\angle C = 150^\circ$のとき、外接円の半径$R$を求めよ。

幾何学正弦定理外接円三角形三角関数
2025/3/9

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、c=8c = 8C=150\angle C = 150^\circのとき、外接円の半径RRを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。正弦定理とは、三角形ABCにおいて、a,b,ca, b, cを各辺の長さ、A,B,CA, B, Cを各角の大きさとするとき、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
が成り立つというものである。ここでRRは三角形ABCの外接円の半径である。
問題では、c=8c = 8C=150\angle C = 150^\circが与えられているので、正弦定理より、
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
が成り立つ。よって、
8sin150=2R\frac{8}{\sin 150^\circ} = 2R
sin150=sin(18030)=sin30=12\sin 150^\circ = \sin (180^\circ - 30^\circ) = \sin 30^\circ = \frac{1}{2}なので、
812=2R\frac{8}{\frac{1}{2}} = 2R
16=2R16 = 2R
R=8R = 8

3. 最終的な答え

R=8R = 8

「幾何学」の関連問題

以下の4つの問題に答えます。 (1) 円 $x^2 + y^2 = 1$ 上の点 $(\sqrt{3}/2, 1/2)$ における接線と法線を求めます。 (2) 平面 $Ax + By + Cz = ...

接線法線曲面
2025/7/11

四面体OABCにおいて、辺OAの中点をP, 辺BCを2:1に内分する点をQ, 辺OCを1:3に内分する点をR, 辺ABを1:6に内分する点をSとする。$\vec{OA} = \vec{a}$, $\v...

ベクトル空間ベクトル四面体内分
2025/7/11

円の中心をOとする。図において、$\angle ABC = 57^\circ$のとき、$\angle ACB = x$を求めよ。

角度円周角の定理二等辺三角形
2025/7/11

点A, B, Cの座標が与えられており、以下の問題を解きます。 (1) 点Aの位置ベクトル $\vec{r_A}$ を $i, j, k$ を用いて求めます。 (2) 線分AB上の任意の点Pの位置ベク...

ベクトル位置ベクトル空間ベクトル線分ベクトルの加減算ベクトルのスカラー倍ベクトルの大きさ
2025/7/11

三角形ABCの面積を$S$、外接円の半径を$R$とするとき、以下の等式を証明する。 (1) $S = 2R^2 \sin A \sin B \sin C$ (2) $S = \frac{abc}{4R...

三角形面積外接円正弦定理三角関数
2025/7/11

次の極方程式が表す図形を求め、図を描く問題です。 (1) $r = \frac{a}{\cos\theta}$ ($a>0$, $-\frac{\pi}{2} < \theta < \frac{\pi...

極座標直交座標図形直線座標変換
2025/7/11

2つの相似な立体である人形Aと人形Bがあります。人形Aの高さは15cmで、体積は810cm^3です。人形Bの高さは20cmです。人形Bの体積を求める問題です。

相似立体体積
2025/7/11

以下の3つの図形の直交座標表示から極座標表示を求める問題です。ただし、$a > 0$ は定数です。 (1) 連珠形: $(x^2 + y^2)^2 = 2a^2(x^2 - y^2)$ (2) 心臓形...

極座標座標変換曲線
2025/7/11

点A(2, -3)について、以下の点を求め、どの象限にあるか答える問題です。 (1) x軸に関して対称な点B (2) y軸に関して対称な点C (3) 原点に関して対称な点D

座標平面対称性象限
2025/7/11

点Qが直線 $y = 2x + 5$ 上を動くとき、線分OQを2:1に内分する点Pの軌跡を求めよ。ただし、Oは原点とする。

軌跡内分点直線
2025/7/11