長さが24cmの針金を折り曲げて長方形を作ったところ、対角線の長さが$4\sqrt{5}$cmになった。このとき、この長方形の長い方の辺の長さを求める問題です。

幾何学長方形ピタゴラスの定理二次方程式辺の長さ
2025/3/28

1. 問題の内容

長さが24cmの針金を折り曲げて長方形を作ったところ、対角線の長さが454\sqrt{5}cmになった。このとき、この長方形の長い方の辺の長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

長方形の縦の長さをxx cm、横の長さをyy cmとします。
長方形の周の長さは24cmなので、
2(x+y)=242(x+y) = 24
両辺を2で割ると
x+y=12x+y = 12
したがって、y=12xy = 12-xとなります。
長方形の対角線の長さは454\sqrt{5}cmなので、ピタゴラスの定理より、
x2+y2=(45)2x^2 + y^2 = (4\sqrt{5})^2
x2+y2=16×5x^2 + y^2 = 16 \times 5
x2+y2=80x^2 + y^2 = 80
y=12xy = 12-xを代入すると、
x2+(12x)2=80x^2 + (12-x)^2 = 80
x2+(14424x+x2)=80x^2 + (144 - 24x + x^2) = 80
2x224x+144=802x^2 - 24x + 144 = 80
2x224x+64=02x^2 - 24x + 64 = 0
両辺を2で割ると
x212x+32=0x^2 - 12x + 32 = 0
(x4)(x8)=0(x-4)(x-8) = 0
x=4,8x = 4, 8
x=4x=4のとき、y=124=8y = 12 - 4 = 8
x=8x=8のとき、y=128=4y = 12 - 8 = 4
したがって、長方形の長い方の辺の長さは8cmです。

3. 最終的な答え

8 cm

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