三角形の3辺の長さ $a=3$, $b=5$, $c=7$ が与えられたとき、$\cos C$ の値と角 $C$ の大きさを求める問題です。

幾何学余弦定理三角形三角関数
2025/3/9

1. 問題の内容

三角形の3辺の長さ a=3a=3, b=5b=5, c=7c=7 が与えられたとき、cosC\cos C の値と角 CC の大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いて cosC\cos C の値を求めます。余弦定理は、c2=a2+b22abcosCc^2 = a^2 + b^2 - 2ab \cos C で表されます。
この式を変形して cosC\cos C について解くと、
cosC=a2+b2c22ab\cos C = \frac{a^2 + b^2 - c^2}{2ab}
となります。
与えられた値を代入すると、
cosC=32+5272235=9+254930=1530=12\cos C = \frac{3^2 + 5^2 - 7^2}{2 \cdot 3 \cdot 5} = \frac{9 + 25 - 49}{30} = \frac{-15}{30} = -\frac{1}{2}
となります。
次に、cosC=12\cos C = -\frac{1}{2} を満たす角 CC を求めます。0<C<1800^\circ < C < 180^\circ の範囲で考えると、C=120C = 120^\circ です。

3. 最終的な答え

cosC=12\cos C = -\frac{1}{2}
C=120C = 120^\circ

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