問題は、2桁の自然数に関する条件が与えられ、その自然数を求めるものです。具体的には、以下の2つの小問に答えます。 (1) 与えられた条件から連立方程式を作成し、空欄を埋める。 (2) (1)で作成した連立方程式を解き、元の自然数を求める。

代数学連立方程式自然数文章問題方程式
2025/6/15

1. 問題の内容

問題は、2桁の自然数に関する条件が与えられ、その自然数を求めるものです。具体的には、以下の2つの小問に答えます。
(1) 与えられた条件から連立方程式を作成し、空欄を埋める。
(2) (1)で作成した連立方程式を解き、元の自然数を求める。

2. 解き方の手順

(1) 連立方程式の作成
* 問題文より、「十の位の数は一の位の数の2倍より1大きい」ので、x=2y+1x = 2y + 1という式が成り立ちます。これがアに当てはまる式です。
* 問題文より、「十の位の数字と一の位の数字を入れかえてできる数は、もとの数より27小さい」ことを式で表します。
元の自然数は10x+y10x + yと表せます。十の位と一の位を入れ替えた自然数は10y+x10y + xと表せます。
したがって、10y+x=10x+y2710y + x = 10x + y - 27という式が成り立ちます。これがイに当てはまる式です。
(2) 連立方程式を解いて自然数を求める

1. 連立方程式を解きます。

* x=2y+1x = 2y + 1 (1)
* 10y+x=10x+y2710y + x = 10x + y - 27 (2)

2. (2)の式を整理します。

9y9x=279y - 9x = -27
yx=3y - x = -3 (3)

3. (1)を(3)に代入します。

y(2y+1)=3y - (2y + 1) = -3
y2y1=3y - 2y - 1 = -3
y=2-y = -2
y=2y = 2

4. $y = 2$を(1)に代入します。

x=2(2)+1x = 2(2) + 1
x=4+1x = 4 + 1
x=5x = 5

5. よって、求める自然数は、$10x + y = 10(5) + 2 = 52$です。

3. 最終的な答え

(1)
ア: x=2y+1x = 2y + 1
イ: 10y+x=10x+y2710y + x = 10x + y - 27
(2)
52

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