次の関数の導関数を求める問題です。 $(3 \log x - e^{-2x})'$

解析学微分導関数対数関数指数関数合成関数の微分チェーンルール
2025/6/16

1. 問題の内容

次の関数の導関数を求める問題です。
(3logxe2x)(3 \log x - e^{-2x})'

2. 解き方の手順

関数の微分は、各項を別々に微分して、その結果を足し合わせることによって求めることができます。
まず、3logx3 \log x の微分を計算します。
定数倍の法則により、3logx3 \log x の微分は 3×(logx)3 \times (\log x)' になります。
logx\log x の微分は 1x\frac{1}{x} です。
したがって、(3logx)=3×1x=3x(3 \log x)' = 3 \times \frac{1}{x} = \frac{3}{x} となります。
次に、e2xe^{-2x} の微分を計算します。
合成関数の微分(チェーンルール)を使います。
eue^u の微分は eue^u であり、u=2xu = -2x の微分は 2-2 です。
したがって、(e2x)=e2x×(2)=2e2x(e^{-2x})' = e^{-2x} \times (-2) = -2e^{-2x} となります。
最後に、それぞれの微分を足し合わせます。
(3logxe2x)=(3logx)(e2x)=3x(2e2x)(3 \log x - e^{-2x})' = (3 \log x)' - (e^{-2x})' = \frac{3}{x} - (-2e^{-2x})
したがって、
(3logxe2x)=3x+2e2x(3 \log x - e^{-2x})' = \frac{3}{x} + 2e^{-2x}

3. 最終的な答え

3x+2e2x\frac{3}{x} + 2e^{-2x}

「解析学」の関連問題

2つの関数 $y = x^2 + 2x - 5$ と $y = 3x^2 - 8x + 3$ で囲まれた領域の面積を求めます。

積分面積二次関数
2025/6/18

問題は2つあります。 (1) $\lim_{x \to +\infty} x \log\left(\frac{x-1}{x+1}\right)$ を求める。 (2) $n$ が奇数のとき、$\sin ...

極限テイラー展開マクローリン展開三角関数
2025/6/18

問題は2つあります。 (1) $\lim_{x \to +\infty} x \log \left( \frac{x-1}{x+1} \right)$ を求めよ。 (2) $n$ が奇数のとき、 $$...

極限テイラー展開三角関数微分
2025/6/18

$y = -\frac{1}{2}x^2 + 2x + 5$ と $y = x + 1$ で囲まれた領域の面積を求める問題です。

積分面積二次関数
2025/6/18

2つの関数 $y = -x^2 + 3x + 2$ と $y = x - 1$ で囲まれた部分の面積を求める問題です。

積分面積二次関数定積分
2025/6/18

$m$ と $n$ を正の整数とするとき、以下の2つの定積分の値を求めます。 (i) $\int_{0}^{\pi} \sin(mx) \sin(nx) dx$ (ii) $\int_{0}^{\pi...

定積分三角関数積和の公式部分積分
2025/6/18

(1) 極限 $\lim_{x \to +\infty} x \log\left(\frac{x-1}{x+1}\right)$ を求める。 (2) $n$ が奇数のとき、与えられた $\sin x$...

極限テイラー展開三角関数
2025/6/18

## 1. 問題の内容

極限テイラー展開マクローリン展開sin関数近似
2025/6/18

## 1. 問題の内容

複素関数論ベキ級数収束半径テイラー展開マクローリン展開ローラン展開微分積分
2025/6/18

2つの関数 $y = -\frac{1}{2}x^2 + 2x + 5$ と $y = x + 1$ で囲まれた部分の面積を求める問題です。

積分面積二次関数
2025/6/18