対数微分法は、まず両辺の自然対数をとり、その後で微分するという手順で進めます。
ステップ1:両辺の自然対数をとります。
lny=ln(x3x) ステップ2:対数の性質を使って右辺を簡単にします。ln(ab)=blna を用います。 lny=3xlnx ステップ3:両辺を x で微分します。左辺は lny の微分なので、合成関数の微分を行います。右辺は積の微分を行います。 y1dxdy=3lnx+3x⋅x1 ステップ4:右辺を整理します。
y1dxdy=3lnx+3 ステップ5:dxdy について解きます。両辺に y を掛けます。 dxdy=y(3lnx+3) ステップ6:y=x3x を代入します。 dxdy=x3x(3lnx+3) ステップ7:3を括りだします。
dxdy=3x3x(lnx+1)