二次方程式の判別式 $D$ の値が与えられたときに、その二次方程式の解の種類を決定すること。判別式$D$の値は、それぞれ$54$, $100$, $-49$, $0$である。
2025/6/16
1. 問題の内容
二次方程式の判別式 の値が与えられたときに、その二次方程式の解の種類を決定すること。判別式の値は、それぞれ, , , である。
2. 解き方の手順
判別式 を用いて二次方程式 の解の種類を決定する。
* のとき、実数解を2つ持つ。
* が平方数であるとき、有理数解を2つ持つ。
* が平方数でないとき、無理数解を2つ持つ。
* のとき、実数解を1つ持つ(重解)。
* のとき、虚数解を2つ持つ。
1) : であり、 は平方数ではないので、実数で無理数の異なる2つの解を持つ。
2) : であり、 は平方数なので、実数で有理数の異なる2つの解を持つ。
3) : なので、虚数の解を2つ持つ。
4) :実数の重解を1つ持つ(実数で有理数の重解を持つ)。
3. 最終的な答え
1) : 実数、無理数、不等式
2) : 実数、有理数、不等式
3) : 虚数
4) : 実数、有理数、等式