与えられた3つの2次方程式の解の種類(異なる2つの実数解、重解、異なる2つの虚数解)を判別する問題です。

代数学二次方程式判別式解の判別
2025/6/16

1. 問題の内容

与えられた3つの2次方程式の解の種類(異なる2つの実数解、重解、異なる2つの虚数解)を判別する問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の解の種類は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac の符号によって決まります。
* D>0D > 0 ならば、異なる2つの実数解を持つ。
* D=0D = 0 ならば、重解を持つ。
* D<0D < 0 ならば、異なる2つの虚数解を持つ。
(1) x22x+3=0x^2 - 2x + 3 = 0
a=1,b=2,c=3a = 1, b = -2, c = 3 なので、判別式は
D=(2)24(1)(3)=412=8D = (-2)^2 - 4(1)(3) = 4 - 12 = -8
D<0D < 0 より、異なる2つの虚数解を持つ。
(2) 9x212x+4=09x^2 - 12x + 4 = 0
a=9,b=12,c=4a = 9, b = -12, c = 4 なので、判別式は
D=(12)24(9)(4)=144144=0D = (-12)^2 - 4(9)(4) = 144 - 144 = 0
D=0D = 0 より、重解を持つ。
(3) 3x243x+1=03x^2 - 4\sqrt{3}x + 1 = 0
a=3,b=43,c=1a = 3, b = -4\sqrt{3}, c = 1 なので、判別式は
D=(43)24(3)(1)=16×312=4812=36D = (-4\sqrt{3})^2 - 4(3)(1) = 16 \times 3 - 12 = 48 - 12 = 36
D>0D > 0 より、異なる2つの実数解を持つ。

3. 最終的な答え

(1) 異なる2つの虚数解
(2) 重解
(3) 異なる2つの実数解

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