一辺の長さが $a$ cmの正方形ABCDがある。各辺を1cm伸ばした正方形AEFGの面積は、正方形ABCDの縦を1cm短くし、横を3cm長くした長方形AHKLの面積より、常に4cm$^2$広いことを証明する。

幾何学正方形長方形面積証明代数
2025/6/16

1. 問題の内容

一辺の長さが aa cmの正方形ABCDがある。各辺を1cm伸ばした正方形AEFGの面積は、正方形ABCDの縦を1cm短くし、横を3cm長くした長方形AHKLの面積より、常に4cm2^2広いことを証明する。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの図形の面積をaaを用いて表す。
- 正方形ABCDの面積:a2a^2 cm2^2
- 正方形AEFGの面積:(a+1)2(a+1)^2 cm2^2
- 長方形AHKLの面積:(a1)(a+3)(a-1)(a+3) cm2^2
次に、正方形AEFGの面積と長方形AHKLの面積の差を計算する。
(a+1)2(a1)(a+3)=(a2+2a+1)(a2+3aa3)=a2+2a+1a22a+3=4(a+1)^2 - (a-1)(a+3) = (a^2 + 2a + 1) - (a^2 + 3a - a - 3) = a^2 + 2a + 1 - a^2 - 2a + 3 = 4
よって、正方形AEFGの面積は、長方形AHKLの面積より4cm2^2広い。
この結果は、aaの値に依存しないため、常に4cm2^2広いことが示された。

3. 最終的な答え

正方形AEFGの面積は、長方形AHKLの面積より、常に4cm2^2広い。

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