三角形ABCにおいて、AB=4、BC=√21、∠A=60°のとき、CAの長さを求めよ。

幾何学三角形余弦定理辺の長さ二次方程式
2025/6/17

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=4、BC=√21、∠A=60°のとき、CAの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

余弦定理を用いてCAの長さを求めます。余弦定理は、三角形のある角とその対辺、および残りの2辺の長さの関係を表す定理です。今回は、∠Aとその対辺BC、および辺ABと求める辺CAの関係を利用します。
余弦定理は以下の通りです。
BC2=AB2+CA22ABCAcosABC^2 = AB^2 + CA^2 - 2 \cdot AB \cdot CA \cdot \cos A
与えられた値を代入すると、
(21)2=42+CA224CAcos60(\sqrt{21})^2 = 4^2 + CA^2 - 2 \cdot 4 \cdot CA \cdot \cos 60^\circ
21=16+CA28CA1221 = 16 + CA^2 - 8 \cdot CA \cdot \frac{1}{2}
21=16+CA24CA21 = 16 + CA^2 - 4CA
整理すると、
CA24CA5=0CA^2 - 4CA - 5 = 0
この二次方程式を解きます。因数分解すると、
(CA5)(CA+1)=0(CA - 5)(CA + 1) = 0
したがって、CA = 5 または CA = -1となります。
辺の長さは負の値を取らないため、CA = 5となります。

3. 最終的な答え

CA = 5

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