余弦定理を用いてCAの長さを求めます。余弦定理は、三角形のある角とその対辺、および残りの2辺の長さの関係を表す定理です。今回は、∠Aとその対辺BC、および辺ABと求める辺CAの関係を利用します。
余弦定理は以下の通りです。
BC2=AB2+CA2−2⋅AB⋅CA⋅cosA 与えられた値を代入すると、
(21)2=42+CA2−2⋅4⋅CA⋅cos60∘ 21=16+CA2−8⋅CA⋅21 21=16+CA2−4CA 整理すると、
CA2−4CA−5=0 この二次方程式を解きます。因数分解すると、
(CA−5)(CA+1)=0 したがって、CA = 5 または CA = -1となります。
辺の長さは負の値を取らないため、CA = 5となります。