与えられた3つの2次関数のグラフを描き、それぞれの軸と頂点を求める問題です。 (1) $y=(x-2)^2 + 1$ (2) $y=-2(x+2)^2 + 4$ (3) $y=(x-\frac{1}{2})^2 - \frac{1}{4}$

代数学二次関数グラフ頂点
2025/6/17

1. 問題の内容

与えられた3つの2次関数のグラフを描き、それぞれの軸と頂点を求める問題です。
(1) y=(x2)2+1y=(x-2)^2 + 1
(2) y=2(x+2)2+4y=-2(x+2)^2 + 4
(3) y=(x12)214y=(x-\frac{1}{2})^2 - \frac{1}{4}

2. 解き方の手順

2次関数の一般形は y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q で表されます。このとき、頂点は (p,q)(p, q) であり、軸は x=px = p です。
それぞれの関数について、この形に変形し、頂点と軸を求めます。グラフは、頂点を中心に、aの値に応じて開き方や向きが変わる放物線を描きます。
(1) y=(x2)2+1y=(x-2)^2 + 1 の場合
この式は既に一般形 y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形になっています。
a=1,p=2,q=1a = 1, p = 2, q = 1 であるため、頂点は (2,1)(2, 1) 、軸は x=2x = 2 です。グラフは、頂点 (2,1)(2, 1) を通る上に凸の放物線になります。
(2) y=2(x+2)2+4y=-2(x+2)^2 + 4 の場合
この式も既に一般形 y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形になっています。
a=2,p=2,q=4a = -2, p = -2, q = 4 であるため、頂点は (2,4)(-2, 4) 、軸は x=2x = -2 です。グラフは、頂点 (2,4)(-2, 4) を通る下に凸の放物線になります。
(3) y=(x12)214y=(x-\frac{1}{2})^2 - \frac{1}{4} の場合
この式も既に一般形 y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形になっています。
a=1,p=12,q=14a = 1, p = \frac{1}{2}, q = -\frac{1}{4} であるため、頂点は (12,14)(\frac{1}{2}, -\frac{1}{4}) 、軸は x=12x = \frac{1}{2} です。グラフは、頂点 (12,14)(\frac{1}{2}, -\frac{1}{4}) を通る上に凸の放物線になります。

3. 最終的な答え

(1) 頂点: (2,1)(2, 1)、軸: x=2x = 2
(2) 頂点: (2,4)(-2, 4)、軸: x=2x = -2
(3) 頂点: (12,14)(\frac{1}{2}, -\frac{1}{4})、軸: x=12x = \frac{1}{2}

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