放物線と直線が接するということは、それらの式を連立させて得られる2次方程式が重解を持つということです。
まず、y を消去して、x についての2次方程式を作ります。 x2−4x+k+2=kx−5 x2−(4+k)x+k+7=0 この2次方程式が重解を持つ条件は、判別式 D が 0 であることです。 D=(4+k)2−4(k+7)=0 16+8k+k2−4k−28=0 k2+4k−12=0 (k+6)(k−2)=0 したがって、k=−6,2 です。条件より、k の値には大小関係があるので、k=−6,2 です。 k=−6 のとき、2次方程式は x2−(4−6)x+(−6)+7=0 より、x2+2x+1=0 となり、(x+1)2=0 なので、x=−1 です。 y=kx−5=−6(−1)−5=6−5=1 なので、接点の座標は (−1,1) です。 k=2 のとき、2次方程式は x2−(4+2)x+2+7=0 より、x2−6x+9=0 となり、(x−3)2=0 なので、x=3 です。 y=kx−5=2(3)−5=6−5=1 なので、接点の座標は (3,1) です。