A地点からB地点へ行く道の途中にP地点がある。A地点からP地点まで時速4km、P地点からB地点まで時速3kmで歩くと4時間30分かかる。また、A地点からP地点まで時速5km、P地点からB地点まで時速6kmで歩くと3時間かかる。A地点からP地点までの距離と、P地点からB地点までの距離をそれぞれ求めよ。

代数学連立方程式文章問題距離速さ時間
2025/6/17

1. 問題の内容

A地点からB地点へ行く道の途中にP地点がある。A地点からP地点まで時速4km、P地点からB地点まで時速3kmで歩くと4時間30分かかる。また、A地点からP地点まで時速5km、P地点からB地点まで時速6kmで歩くと3時間かかる。A地点からP地点までの距離と、P地点からB地点までの距離をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

A地点からP地点までの距離を xx km、P地点からB地点までの距離を yy kmとする。
問題文より、以下の2つの式が成り立つ。
x4+y3=92\frac{x}{4} + \frac{y}{3} = \frac{9}{2}
x5+y6=3\frac{x}{5} + \frac{y}{6} = 3
これらの式を整理する。
3x+4y=543x + 4y = 54
6x+5y=906x + 5y = 90
連立方程式を解くために、上の式を2倍する。
6x+8y=1086x + 8y = 108
6x+5y=906x + 5y = 90
上の式から下の式を引く。
3y=183y = 18
y=6y = 6
y=6y = 63x+4y=543x + 4y = 54 に代入する。
3x+4(6)=543x + 4(6) = 54
3x+24=543x + 24 = 54
3x=303x = 30
x=10x = 10
したがって、A地点からP地点までの距離は10km、P地点からB地点までの距離は6kmである。

3. 最終的な答え

A,P間の道のり:10km
P,B間の道のり:6km

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