与えられた2点A, Bを結ぶ線分ABについて、以下の点の座標を求める問題です。 (1) A(1, 4), B(5, -2) を 1:2 に内分する点と、1:2 に外分する点 (2) A(4, 7), B(2, 1) を 3:2 に内分する点と、3:2 に外分する点 (3) A(-2, 5), B(4, 3) の中点

幾何学座標内分点外分点中点線分
2025/3/9

1. 問題の内容

与えられた2点A, Bを結ぶ線分ABについて、以下の点の座標を求める問題です。
(1) A(1, 4), B(5, -2) を 1:2 に内分する点と、1:2 に外分する点
(2) A(4, 7), B(2, 1) を 3:2 に内分する点と、3:2 に外分する点
(3) A(-2, 5), B(4, 3) の中点

2. 解き方の手順

(1)
内分点の公式: 点A(x1x_1, y1y_1)、点B(x2x_2, y2y_2)を m:nm:n に内分する点の座標は
(nx1+mx2m+n,ny1+my2m+n)(\frac{nx_1 + mx_2}{m+n}, \frac{ny_1 + my_2}{m+n})
外分点の公式: 点A(x1x_1, y1y_1)、点B(x2x_2, y2y_2)を m:nm:n に外分する点の座標は
(nx1+mx2mn,ny1+my2mn)(\frac{-nx_1 + mx_2}{m-n}, \frac{-ny_1 + my_2}{m-n})
A(1, 4), B(5, -2) を 1:2 に内分する点の座標は
(21+151+2,24+1(2)1+2)=(2+53,823)=(73,63)=(73,2)(\frac{2 \cdot 1 + 1 \cdot 5}{1+2}, \frac{2 \cdot 4 + 1 \cdot (-2)}{1+2}) = (\frac{2+5}{3}, \frac{8-2}{3}) = (\frac{7}{3}, \frac{6}{3}) = (\frac{7}{3}, 2)
A(1, 4), B(5, -2) を 1:2 に外分する点の座標は
(21+1512,24+1(2)12)=(2+51,821)=(31,101)=(3,10)(\frac{-2 \cdot 1 + 1 \cdot 5}{1-2}, \frac{-2 \cdot 4 + 1 \cdot (-2)}{1-2}) = (\frac{-2+5}{-1}, \frac{-8-2}{-1}) = (\frac{3}{-1}, \frac{-10}{-1}) = (-3, 10)
(2)
A(4, 7), B(2, 1) を 3:2 に内分する点の座標は
(24+323+2,27+313+2)=(8+65,14+35)=(145,175)(\frac{2 \cdot 4 + 3 \cdot 2}{3+2}, \frac{2 \cdot 7 + 3 \cdot 1}{3+2}) = (\frac{8+6}{5}, \frac{14+3}{5}) = (\frac{14}{5}, \frac{17}{5})
A(4, 7), B(2, 1) を 3:2 に外分する点の座標は
(24+3232,27+3132)=(8+61,14+31)=(21,111)=(2,11)(\frac{-2 \cdot 4 + 3 \cdot 2}{3-2}, \frac{-2 \cdot 7 + 3 \cdot 1}{3-2}) = (\frac{-8+6}{1}, \frac{-14+3}{1}) = (\frac{-2}{1}, \frac{-11}{1}) = (-2, -11)
(3)
中点の公式: 点A(x1x_1, y1y_1)、点B(x2x_2, y2y_2)の中点の座標は
(x1+x22,y1+y22)(\frac{x_1+x_2}{2}, \frac{y_1+y_2}{2})
A(-2, 5), B(4, 3) の中点の座標は
(2+42,5+32)=(22,82)=(1,4)(\frac{-2+4}{2}, \frac{5+3}{2}) = (\frac{2}{2}, \frac{8}{2}) = (1, 4)

3. 最終的な答え

(1) 内分点: (73,2)(\frac{7}{3}, 2), 外分点: (3,10)(-3, 10)
(2) 内分点: (145,175)(\frac{14}{5}, \frac{17}{5}), 外分点: (2,11)(-2, -11)
(3) 中点: (1,4)(1, 4)

「幾何学」の関連問題

座標平面上に3点 $A(0,1)$, $B(0,2)$, $P(x,x)$ がある。ただし $x>0$ とする。$x$ の値が変化するとき、$\angle APB$ の最大値を求めよ。

座標平面ベクトル内積角度の最大値
2025/7/13

与えられたグラフと一致する三角関数を、①~⑧の中から全て選択する問題です。

三角関数グラフ位相平行移動
2025/7/13

問題は、$AC^2$の値を求める問題です。与えられた式は以下の通りです。 $AC^2 = (\sqrt{6})^2 + (1+\sqrt{3})^2 - 2\sqrt{6}(1+\sqrt{3})$

余弦定理平方根計算
2025/7/13

$AC^2$ を計算する問題です。$AC^2 = (\sqrt{6})^2 + (1+\sqrt{3})^2 - 2\sqrt{6}(1+\sqrt{3})$

三平方の定理平方根計算
2025/7/13

直線 $3x - 2y - 6 = 0$ を $l$ とするとき、直線 $l$ に関して点 $A(-1, 2)$ と対称な点 $B$ の座標を求めよ。

直線点対称座標傾き垂直条件連立方程式
2025/7/13

複素数平面上に点P, Q, Rがあり、それぞれ複素数$z_1, z_2, z_3$で表される。 (1) P, Q, Rが一直線上にあり、かつQが線分PRを2:1に内分するとき、$\frac{z_3 -...

複素数平面複素数図形内分直角三角形
2025/7/13

複素平面上の点 $1+i$ を原点のまわりに反時計回りに $\frac{\pi}{6}$ だけ回転させた点の座標を求める問題です。

複素平面回転複素数三角関数
2025/7/13

練習31の問題です。右の図のような道のある地域で、A地点からB地点まで最短経路で移動する場合について、以下の3つの場合について経路の数を求めます。 (1) AからBまで行く場合 (2) AからCを通っ...

組み合わせ最短経路格子点
2025/7/13

正八角形の8個の頂点から3個の頂点を選んで三角形を作るとき、作れる三角形の個数を求める問題です。

組み合わせ正多角形三角形
2025/7/13

正六角形について、次の数を求める問題です。 (1) 3個の頂点を結んでできる三角形の個数 (2) 4個の頂点を結んでできる四角形の個数 (3) 2個の頂点を結ぶ線分の本数 (4) 対角線の本数

組み合わせ正六角形組み合わせ図形
2025/7/13