与えられた基底に対して、シュミットの正規直交化法を用いて正規直交基底を求めます。具体的には、以下の2つの場合について計算します。 (1) 基底: $\begin{pmatrix} 1 \\ 0 \\ 1 \end{pmatrix}, \begin{pmatrix} 1 \\ 1 \\ 1 \end{pmatrix}, \begin{pmatrix} 1 \\ -1 \\ 0 \end{pmatrix}$ (2) 基底: $\begin{pmatrix} 1 \\ 1 \\ 1 \\ 1 \end{pmatrix}, \begin{pmatrix} 1 \\ 1 \\ 0 \\ 0 \end{pmatrix}, \begin{pmatrix} 1 \\ 0 \\ 0 \\ 0 \end{pmatrix}$
2025/6/18
1. 問題の内容
与えられた基底に対して、シュミットの正規直交化法を用いて正規直交基底を求めます。具体的には、以下の2つの場合について計算します。
(1) 基底:
(2) 基底:
2. 解き方の手順
シュミットの正規直交化法は以下の手順で行います。
与えられた基底を とします。
(1) とします。
(2) とします。
(3) 一般的に、 とします。
次に、各ベクトルを正規化します。
ここで、 は のノルム(長さ)です。
(1) の場合:
(2) の場合:
3. 最終的な答え
(1) 正規直交基底:
(2) 正規直交基底: