与えられた2つの関数が単調増加関数か単調減少関数かを調べる問題です。 (1) $y = \frac{2}{x-1}$ ($x > 1$) (2) $y = \sqrt{-x+1}$

解析学関数の単調性微分単調増加関数単調減少関数関数の定義域
2025/6/18

1. 問題の内容

与えられた2つの関数が単調増加関数か単調減少関数かを調べる問題です。
(1) y=2x1y = \frac{2}{x-1} (x>1x > 1)
(2) y=x+1y = \sqrt{-x+1}

2. 解き方の手順

(1) y=2x1y = \frac{2}{x-1} (x>1x > 1) について
x>1x>1 の範囲で、xx が増加すると、x1x-1 も増加します。
したがって、1x1\frac{1}{x-1} は減少します。
よって、2x1\frac{2}{x-1} も減少します。
したがって、yy は単調減少関数です。
(2) y=x+1y = \sqrt{-x+1} について
関数が定義されるためには、x+10-x+1 \geq 0 である必要があります。
すなわち、x1x \leq 1 です。
x1x \leq 1 の範囲で、xx が増加すると、x-x は減少します。
したがって、x+1-x+1 も減少します。
よって、x+1\sqrt{-x+1} も減少します。
したがって、yy は単調減少関数です。

3. 最終的な答え

(1) 単調減少関数
(2) 単調減少関数

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