多項式 $P(x)$ を $x-3$ で割った余りが $5$、$x+5$ で割った余りが $-27$ である。$P(x)$ を $(x-3)(x+5)$ で割った余りを求めよ。

代数学多項式剰余の定理因数定理連立方程式
2025/6/18

1. 問題の内容

多項式 P(x)P(x)x3x-3 で割った余りが 55x+5x+5 で割った余りが 27-27 である。P(x)P(x)(x3)(x+5)(x-3)(x+5) で割った余りを求めよ。

2. 解き方の手順

余りを ax+bax + b とおくと、
P(x)=(x3)(x+5)Q(x)+ax+bP(x) = (x-3)(x+5)Q(x) + ax + b と表せる。
P(3)=5P(3) = 5 より、3a+b=53a + b = 5
P(5)=27P(-5) = -27 より、5a+b=27-5a + b = -27
連立方程式
3a+b=53a + b = 5
5a+b=27-5a + b = -27
を解く。
1式目から2式目を引くと、
8a=328a = 32
a=4a = 4
b=53a=53(4)=512=7b = 5 - 3a = 5 - 3(4) = 5 - 12 = -7
したがって、余りは 4x74x - 7 である。

3. 最終的な答え

4x74x-7

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