了解しました。画像に写っている数式を順番に解いていきます。

代数学因数分解式の展開平方の差
2025/6/18
了解しました。画像に写っている数式を順番に解いていきます。
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1. 問題の内容**

1つ目の問題は、 a2b2c2+2bca^2 - b^2 - c^2 + 2bc を因数分解することです。
2つ目の問題は、x4y42x3y+2xy3x^4 - y^4 - 2x^3y + 2xy^3 を因数分解することです。
3つ目の問題は、 (x2+3x)28(x2+3x)20(x^2 + 3x)^2 - 8(x^2 + 3x) - 20 を因数分解することです。
4つ目の問題は、 (xy)(xy2)3(x-y)(x-y-2)-3 を因数分解することです。
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2. 解き方の手順**

* **1つ目の問題:**
まず、 b2c2+2bc-b^2 - c^2 + 2bc(b22bc+c2)-(b^2 - 2bc + c^2) と変形します。
b22bc+c2b^2 - 2bc + c^2(bc)2(b - c)^2 に因数分解できるので、式は a2(bc)2a^2 - (b - c)^2 となります。
これは平方の差の形なので、(a+(bc))(a(bc))(a + (b - c))(a - (b - c)) と因数分解できます。
括弧を外すと、(a+bc)(ab+c)(a + b - c)(a - b + c) となります。
* **2つ目の問題:**
x4y4x^4 - y^4は平方の差なので、(x2+y2)(x2y2)(x^2 + y^2)(x^2 - y^2)と因数分解できます。
次に、2x3y+2xy3-2x^3y + 2xy^32xy(x2+y2)2xy(-x^2+y^2)と因数分解できます。そして、2xy(y2x2)2xy(y^2-x^2)と書き換えることができます。
よって、全体の式は(x2+y2)(x2y2)+2xy(y2x2)(x^2 + y^2)(x^2 - y^2) + 2xy(y^2 - x^2)となります。
(x2y2)(x^2 - y^2)を共通因数としてくくり出すと、(x2y2)(x2+y22xy)(x^2 - y^2)(x^2 + y^2 - 2xy)となります。
(x2y2)(x^2 - y^2)は再び平方の差なので、(x+y)(xy)(x+y)(x-y)と因数分解できます。
(x2+y22xy)(x^2 + y^2 - 2xy)は、(xy)2(x-y)^2と因数分解できます。
したがって、全体の式は(x+y)(xy)(xy)2(x+y)(x-y)(x-y)^2となり、(x+y)(xy)3(x+y)(x-y)^3とまとめられます。
* **3つ目の問題:**
x2+3xx^2 + 3xAA とおきます。すると、与えられた式は A28A20A^2 - 8A - 20 となります。
これを因数分解すると、(A10)(A+2)(A - 10)(A + 2) となります。
AAx2+3xx^2 + 3x に戻すと、(x2+3x10)(x2+3x+2)(x^2 + 3x - 10)(x^2 + 3x + 2) となります。
x2+3x10x^2 + 3x - 10(x+5)(x2)(x + 5)(x - 2) に、 x2+3x+2x^2 + 3x + 2(x+1)(x+2)(x + 1)(x + 2) に因数分解できます。
したがって、最終的な答えは (x+5)(x2)(x+1)(x+2)(x + 5)(x - 2)(x + 1)(x + 2) となります。
* **4つ目の問題:**
xyx-yAA とおきます。すると、与えられた式は A(A2)3A(A-2)-3 となります。
展開すると A22A3A^2 - 2A - 3 となります。
これを因数分解すると、(A3)(A+1)(A - 3)(A + 1) となります。
AAxyx-y に戻すと、(xy3)(xy+1)(x - y - 3)(x - y + 1) となります。
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3. 最終的な答え**

* 1つ目の問題: (a+bc)(ab+c)(a + b - c)(a - b + c)
* 2つ目の問題: (x+y)(xy)3(x+y)(x-y)^3
* 3つ目の問題: (x+5)(x2)(x+1)(x+2)(x + 5)(x - 2)(x + 1)(x + 2)
* 4つ目の問題: (xy3)(xy+1)(x - y - 3)(x - y + 1)

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