次の2つの関数について、$x$ の変域が与えられたとき、$y$ の変域を求めます。 (1) $y = 3x^2$, $-3 \le x \le 2$ (2) $y = -\frac{2}{3}x^2$, $-1 \le x \le 3$

代数学二次関数変域最大値最小値放物線
2025/3/9

1. 問題の内容

次の2つの関数について、xx の変域が与えられたとき、yy の変域を求めます。
(1) y=3x2y = 3x^2, 3x2-3 \le x \le 2
(2) y=23x2y = -\frac{2}{3}x^2, 1x3-1 \le x \le 3

2. 解き方の手順

(1) y=3x2y = 3x^2 の場合:
この関数は上に開いた放物線であり、頂点は原点 (0,0)(0, 0) です。
xx の変域 3x2-3 \le x \le 2 における yy の最大値と最小値を求めます。
x=0x = 0 のとき、y=3(0)2=0y = 3(0)^2 = 0 (最小値の候補)。
x=3x = -3 のとき、y=3(3)2=3(9)=27y = 3(-3)^2 = 3(9) = 27
x=2x = 2 のとき、y=3(2)2=3(4)=12y = 3(2)^2 = 3(4) = 12
したがって、最大値は 2727、最小値は 00 となります。
(2) y=23x2y = -\frac{2}{3}x^2 の場合:
この関数は下に開いた放物線であり、頂点は原点 (0,0)(0, 0) です。
xx の変域 1x3-1 \le x \le 3 における yy の最大値と最小値を求めます。
x=0x = 0 のとき、y=23(0)2=0y = -\frac{2}{3}(0)^2 = 0 (最大値の候補)。
x=1x = -1 のとき、y=23(1)2=23(1)=23y = -\frac{2}{3}(-1)^2 = -\frac{2}{3}(1) = -\frac{2}{3}
x=3x = 3 のとき、y=23(3)2=23(9)=6y = -\frac{2}{3}(3)^2 = -\frac{2}{3}(9) = -6
したがって、最大値は 00、最小値は 6-6 となります。

3. 最終的な答え

(1) 0y270 \le y \le 27
(2) 6y0-6 \le y \le 0

「代数学」の関連問題

問題は、公比が正の等比数列 $\{a_n\}$ と等差数列 $\{b_n\}$ に関するものです。 (1) 等比数列 $\{a_n\}$ の一般項 $a_n$ を $n$ で表す。 (2) 等差数列 ...

数列等比数列等差数列対数シグマ
2025/7/5

連立方程式 $\begin{cases} ax - by = 12 \\ bx - 3ay = 21 \end{cases}$ の解が $x=2, y=-1$ であるとき、$a$ と $b$ の値を求...

連立方程式代入方程式の解
2025/7/5

対数方程式 $\log_{\sqrt{3}} x = 4$ を解きます。

対数対数方程式対数不等式真数条件
2025/7/5

以下の方程式を解く、または因数分解する問題です。 1. $3x + 5 = 6x - 7$

一次方程式二次方程式因数分解方程式
2025/7/5

多項式 $P(x)$ について、以下の条件が与えられています。 - $P(x)$ は $x-1$ で割り切れる。 - $P(x)$ を $x+2$ で割った余りは $9$ である。 - $P(x)$ ...

多項式剰余の定理因数定理3次方程式
2025/7/5

(1) $-1 \le x \le 1$ のとき、関数 $y = 4^{x+1} - 2^{x+1} + 1$ の最小値と最大値を求める。 (2) $1 \le x \le 8$ のとき、関数 $y ...

指数関数対数関数最大値最小値関数のグラフ
2025/7/5

与えられた数式のかっこを外し、同類項をまとめる問題です。具体的には、 (1) $(6x + 3y) + (2x - y)$ (2) $2(x^2 + 3x) - (2x - 1)$ の2つの式をそれぞ...

式の計算同類項をまとめる分配法則多項式
2025/7/5

公比が正の等比数列$\{a_n\}$があり、$a_1 = 2$, $a_3 = 8$を満たしている。また、等差数列$\{b_n\}$があり、$b_5 = 25$, $b_5 + b_6 = 40$を満...

等比数列等差数列数列の和不等式
2025/7/5

数列 $\{a_n\}$ と $\{b_n\}$ があります。$b_5 = 25$ かつ $b_5 + b_6 = 40$ が与えられています。 (1) 数列 $\{a_n\}$ の一般項 $a_n$...

数列等差数列一般項最大値
2025/7/5

次の3つの対数の値をそれぞれ求める問題です。 (1) $\log_3 \sqrt{27}$ (2) $\frac{1}{\log_{10} 1000}$ (3) $\log_2 0.25$

対数指数対数の性質
2025/7/5