1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、 が成り立つとき、この三角形はの二等辺三角形であると言えるか。
2. 解き方の手順
であることから、角Aと角Bの関係を考える。
より、 または である。
(1) のとき、二つの角が等しいので、三角形ABCは二等辺三角形である。このとき、が成り立つ。
(2) のとき、 となる。しかし、三角形の内角の和は なので、 である。
したがって、 より となる。これは三角形として成立しない。
したがって、のときのみ、三角形ABCはの二等辺三角形となる。
3. 最終的な答え
ならば となり、の二等辺三角形と言える。