くじ引きの機械で当たりが出にくくなったかどうかを仮説検定を用いて判断する問題です。当たりが出る確率が $\frac{1}{6}$ であるという仮説を立て、実際に30回試した結果、当たりが2回しか出なかったことから、この機械が本当に当たりが出にくいかどうかを判断します。公正なサイコロを30回投げる実験を200セット行い、6の目が2回以下となる回数を記録した結果をもとに、基準となる確率0.05と比較して結論を出します。
2025/6/18
1. 問題の内容
くじ引きの機械で当たりが出にくくなったかどうかを仮説検定を用いて判断する問題です。当たりが出る確率が であるという仮説を立て、実際に30回試した結果、当たりが2回しか出なかったことから、この機械が本当に当たりが出にくいかどうかを判断します。公正なサイコロを30回投げる実験を200セット行い、6の目が2回以下となる回数を記録した結果をもとに、基準となる確率0.05と比較して結論を出します。
2. 解き方の手順
* **ア**:相対度数を計算します。200セット中9セットが6の目が2回以下だったので、相対度数は です。
* **イ**:基準となる確率0.05と比較します。相対度数0.045は0.05より小さいので、当たりが出る確率が であるという仮説は、正しくないと判断できます。
* **ウ**:当たりが出にくいという仮説について。当たりが出る確率が であるという仮説が正しくないと判断できるので、この機械は「当たりが出にくくなった」という仮説は、正しいとは判断できません。
3. 最終的な答え
ア:0.045
イ:②
ウ:①