画像には3つの問題があります。 * くじ引きの期待値を求める問題 * ゲームにおけるAの期待値を求める問題 * フリースローの確率を求める問題

確率論・統計学期待値確率組み合わせ
2025/6/19

1. 問題の内容

画像には3つの問題があります。
* くじ引きの期待値を求める問題
* ゲームにおけるAの期待値を求める問題
* フリースローの確率を求める問題

2. 解き方の手順

**くじ引きの期待値の問題**
賞金の期待値は、各賞金とその確率の積の合計で求められます。
各賞金を得る確率は、その賞金の本数を全体のくじの本数で割ったものです。
* 賞金100円の確率: 70/100=0.770/100 = 0.7
* 賞金500円の確率: 20/100=0.220/100 = 0.2
* 賞金1000円の確率: 10/100=0.110/100 = 0.1
期待値は次の式で計算します。
100×0.7+500×0.2+1000×0.1=70+100+100=270100 \times 0.7 + 500 \times 0.2 + 1000 \times 0.1 = 70 + 100 + 100 = 270
**ゲームにおけるAの期待値を求める問題**
Aが得る金額の期待値を求めます。Aは100円玉を3枚投げ、裏が出た硬貨をBにあげ、3枚とも表ならBから1000円もらいます。
* 3枚とも表が出る確率: (1/2)×(1/2)×(1/2)=1/8(1/2) \times (1/2) \times (1/2) = 1/8 。このときAは1000円を得ます。
* 2枚が表で1枚が裏となる確率: 3×(1/2)×(1/2)×(1/2)=3/83 \times (1/2) \times (1/2) \times (1/2) = 3/8。このときAは-100円を得ます。
* 1枚が表で2枚が裏となる確率: 3×(1/2)×(1/2)×(1/2)=3/83 \times (1/2) \times (1/2) \times (1/2) = 3/8。このときAは-200円を得ます。
* 3枚とも裏が出る確率: (1/2)×(1/2)×(1/2)=1/8(1/2) \times (1/2) \times (1/2) = 1/8。このときAは-300円を得ます。
期待値は次の式で計算します。
1000×(1/8)+(100)×(3/8)+(200)×(3/8)+(300)×(1/8)=(1000300600300)/8=200/8=251000 \times (1/8) + (-100) \times (3/8) + (-200) \times (3/8) + (-300) \times (1/8) = (1000 - 300 - 600 - 300)/8 = -200/8 = -25
**フリースローの確率の問題**

1. 2回とも成功する確率:

1回目の成功確率が70%(0.7)、2回目の成功確率が80%(0.8)なので、2回とも成功する確率は 0.7×0.8=0.56=56%0.7 \times 0.8 = 0.56 = 56\%

2. 少なくとも1回成功する確率:

少なくとも1回成功する確率は、1から2回とも失敗する確率を引くことで求められます。
1回目の失敗確率は 10.7=0.31 - 0.7 = 0.3
2回目の失敗確率は 10.8=0.21 - 0.8 = 0.2
2回とも失敗する確率は 0.3×0.2=0.060.3 \times 0.2 = 0.06
したがって、少なくとも1回成功する確率は 10.06=0.94=94%1 - 0.06 = 0.94 = 94\%

3. 最終的な答え

* くじ引きの期待値: 270円
* ゲームにおけるAの期待値: -25円
* フリースロー2回とも成功する確率: 56%
* フリースロー少なくとも1回成功する確率: 94%

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