次の2次関数の最大値、最小値を求める問題です。 (1) $y = \frac{1}{2}(x-1)^2 + 4$ (2) $y = x^2 - 4x + 5$ (3) $y = 2x^2 + 20x + 47$

代数学二次関数最大値最小値平方完成グラフ
2025/6/18

1. 問題の内容

次の2次関数の最大値、最小値を求める問題です。
(1) y=12(x1)2+4y = \frac{1}{2}(x-1)^2 + 4
(2) y=x24x+5y = x^2 - 4x + 5
(3) y=2x2+20x+47y = 2x^2 + 20x + 47

2. 解き方の手順

(1)
与えられた式は平方完成された形なので、すぐに頂点が分かります。
y=12(x1)2+4y = \frac{1}{2}(x-1)^2 + 4
この関数のグラフは下に凸であり、頂点は (1,4)(1, 4) です。したがって、最小値は x=1x=1 のとき y=4y=4 となります。最大値はありません。
(2)
平方完成を行います。
y=x24x+5=(x24x+4)+54=(x2)2+1y = x^2 - 4x + 5 = (x^2 - 4x + 4) + 5 - 4 = (x - 2)^2 + 1
この関数のグラフは下に凸であり、頂点は (2,1)(2, 1) です。したがって、最小値は x=2x=2 のとき y=1y=1 となります。最大値はありません。
(3)
平方完成を行います。
y=2x2+20x+47=2(x2+10x)+47=2(x2+10x+25)+472(25)=2(x+5)2+4750=2(x+5)23y = 2x^2 + 20x + 47 = 2(x^2 + 10x) + 47 = 2(x^2 + 10x + 25) + 47 - 2(25) = 2(x + 5)^2 + 47 - 50 = 2(x + 5)^2 - 3
この関数のグラフは下に凸であり、頂点は (5,3)(-5, -3) です。したがって、最小値は x=5x=-5 のとき y=3y=-3 となります。最大値はありません。

3. 最終的な答え

(1) 最小値: 44 (x=1x=1のとき), 最大値: なし
(2) 最小値: 11 (x=2x=2のとき), 最大値: なし
(3) 最小値: 3-3 (x=5x=-5のとき), 最大値: なし

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