大人と子供合わせて32人がバスに乗っている。停留所で大人が3人降り、子供が3人降り、そして新たに大人が7人乗ったところ、大人の人数が子供の人数の2倍になった。停留所で止まる前に乗っていた大人の人数を $x$ 人、子供の人数を $y$ 人として、以下の問いに答える。 (1) $x$ と $y$ に関する連立方程式を完成させる。 (2) (1)の連立方程式を解いて、停留所で止まる前に乗っていた子供の人数 $y$ を求める。
2025/3/29
1. 問題の内容
大人と子供合わせて32人がバスに乗っている。停留所で大人が3人降り、子供が3人降り、そして新たに大人が7人乗ったところ、大人の人数が子供の人数の2倍になった。停留所で止まる前に乗っていた大人の人数を 人、子供の人数を 人として、以下の問いに答える。
(1) と に関する連立方程式を完成させる。
(2) (1)の連立方程式を解いて、停留所で止まる前に乗っていた子供の人数 を求める。
2. 解き方の手順
(1)
バスに乗っていた全体の人数に関する式は である。
停留所で3人の大人と3人の子供が降り、7人の大人が乗った後、大人の人数は 人となり、子供の人数は 人となる。
このとき、大人の人数は子供の人数の2倍になったので、 という式が成り立つ。
これを整理すると、 となり、 となる。
したがって、求める連立方程式は以下の通り。
(2)
連立方程式を解く。
第1式から第2式を引くと、
したがって、, である。停留所で止まる前に乗っていた子供の人数は14人である。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
14人