1. 問題の内容
正七角形について、以下の2つの問題を解きます。
(1) 3つの頂点を結んでできる三角形の個数を求めます。
(2) 対角線の本数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 三角形の個数:
正七角形の7つの頂点から3つの頂点を選ぶ組み合わせの数を求めます。これは組み合わせの公式で計算できます。
組み合わせの公式は、n個からr個を選ぶとき、 で表されます。
この問題では、、なので、
となります。
(2) 対角線の本数:
正七角形の頂点の数は7つです。それぞれの頂点から他の6つの頂点に線分を引くことができますが、そのうち隣り合う2つの頂点に引く線分は辺になるので、対角線ではありません。したがって、1つの頂点から引ける対角線の数は 本です。
7つの頂点からそれぞれ4本ずつの対角線を引くと、 本となりますが、これは各対角線を2回ずつ数えていることになるので、2で割る必要があります。
したがって、対角線の本数は 本です。
あるいは、一般のn角形において、対角線の本数は で表されます。n=7を代入すると、となります。
3. 最終的な答え
(1) 三角形の個数: 35個
(2) 対角線の本数: 14本