正七角形について、以下の2つの問題を解きます。 (1) 3つの頂点を結んでできる三角形の個数を求めます。 (2) 対角線の本数を求めます。

幾何学多角形組み合わせ対角線図形
2025/6/19

1. 問題の内容

正七角形について、以下の2つの問題を解きます。
(1) 3つの頂点を結んでできる三角形の個数を求めます。
(2) 対角線の本数を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 三角形の個数:
正七角形の7つの頂点から3つの頂点を選ぶ組み合わせの数を求めます。これは組み合わせの公式で計算できます。
組み合わせの公式は、n個からr個を選ぶとき、nCr=n!r!(nr)!_nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!} で表されます。
この問題では、n=7n = 7r=3r = 3なので、
7C3=7!3!(73)!=7!3!4!=7×6×53×2×1=35_7C_3 = \frac{7!}{3!(7-3)!} = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35 となります。
(2) 対角線の本数:
正七角形の頂点の数は7つです。それぞれの頂点から他の6つの頂点に線分を引くことができますが、そのうち隣り合う2つの頂点に引く線分は辺になるので、対角線ではありません。したがって、1つの頂点から引ける対角線の数は 73=47 - 3 = 4 本です。
7つの頂点からそれぞれ4本ずつの対角線を引くと、7×4=287 \times 4 = 28 本となりますが、これは各対角線を2回ずつ数えていることになるので、2で割る必要があります。
したがって、対角線の本数は 7×42=14\frac{7 \times 4}{2} = 14 本です。
あるいは、一般のn角形において、対角線の本数は n(n3)2\frac{n(n-3)}{2} で表されます。n=7を代入すると、7(73)2=7×42=14\frac{7(7-3)}{2} = \frac{7 \times 4}{2} = 14となります。

3. 最終的な答え

(1) 三角形の個数: 35個
(2) 対角線の本数: 14本

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