まず、与えられた方程式の係数が実数であることから、複素数解の共役複素数も解となることを利用します。
* **ア:** α=−1−i が解なので、共役複素数 αˉ=−1+i も解となります。 * g(x)=(x−α)(x−αˉ) を計算します。 g(x)=(x−(−1−i))(x−(−1+i))=(x+1+i)(x+1−i)=(x+1)2−i2=x2+2x+1+1=x2+2x+2 * **イ:** 2, **ウ:** 2
* x3+ax2+b を g(x)=x2+2x+2 で割ります。 x3+ax2+b=(x2+2x+2)(x+a−2)+(−2a+4)x+(b−2a+4) * x3+ax2+b=g(x){x+(a−2)}+{(−2a+4)x+(b−2a+4)} * x3+ax2+b は g(x) で割り切れるので、余りは0となります。したがって、−2a+4=0 かつ b−2a+4=0 が成立します。 * −2a+4=0より、a=2 * b−2a+4=0にa=2を代入すると、b−2∗2+4=0となり、b=0 * **オ:** −2a+4 = 0 なので、0 * **カ:** b−2a+4 = 0 なので、0 * 3次方程式の解は、x=α,αˉ,−(a−2)です。 a=2 なので、−(a−2)=−(2−2)=0