関数 $y = 4x - \frac{1}{3}x^3$ が $x=ア$ で極大値 $イ$ を持つときの、$ア$と$イ$の値を求める問題です。

解析学微分極値関数の増減
2025/6/19

1. 問題の内容

関数 y=4x13x3y = 4x - \frac{1}{3}x^3x=x=ア で極大値 を持つときの、の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を微分して、極値を求めるための式を作ります。
y=ddx(4x13x3)=4x2y' = \frac{d}{dx} (4x - \frac{1}{3}x^3) = 4 - x^2
極値を取るxxの値を求めるには、y=0y' = 0となるxxを求めます。
4x2=04 - x^2 = 0
x2=4x^2 = 4
x=±2x = \pm 2
次に、2階微分を計算して、x=2x = 2x=2x = -2のどちらが極大値を与えるか調べます。
y=ddx(4x2)=2xy'' = \frac{d}{dx} (4 - x^2) = -2x
x=2x = 2 のとき、y=2(2)=4<0y'' = -2(2) = -4 < 0 なので、x=2x = 2 で極大値を取ります。
x=2x = -2 のとき、y=2(2)=4>0y'' = -2(-2) = 4 > 0 なので、x=2x = -2 で極小値を取ります。
したがって、x=2x = 2で極大値を取るので、=2ア = 2です。
次に、x=2x = 2を元の関数に代入して極大値を計算します。
y(2)=4(2)13(2)3=883=2483=163y(2) = 4(2) - \frac{1}{3}(2)^3 = 8 - \frac{8}{3} = \frac{24 - 8}{3} = \frac{16}{3}
したがって、極大値は163\frac{16}{3}なので、=163イ = \frac{16}{3}です。

3. 最終的な答え

x=2x = 2 で極大値 163\frac{16}{3} を持つ。

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