$8177 = 3315 \times 2 + 1547$

数論最大公約数ユークリッドの互除法既約分数約分
2025/6/19
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1. 問題の内容

(1) ユークリッドの互除法を用いて、8177と3315の最大公約数を求める。
(2) 589899\frac{589}{899} を既約分数(分母と分子が互いに素な整数である分数)で表す。
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2. 解き方の手順

### (1)
ユークリッドの互除法を用いて8177と3315の最大公約数を求める。

1. 8177を3315で割る:

8177=3315×2+15478177 = 3315 \times 2 + 1547

2. 3315を1547で割る:

3315=1547×2+2213315 = 1547 \times 2 + 221

3. 1547を221で割る:

1547=221×7+01547 = 221 \times 7 + 0
余りが0になったので、最大公約数は221である。
### (2)
589899\frac{589}{899}を既約分数で表す。

1. 589と899の最大公約数を求める。ユークリッドの互除法を使う。

* 899=589×1+310899 = 589 \times 1 + 310
* 589=310×1+279589 = 310 \times 1 + 279
* 310=279×1+31310 = 279 \times 1 + 31
* 279=31×9+0279 = 31 \times 9 + 0
よって、最大公約数は31である。

2. 分子と分母を最大公約数で割る。

* 58931=19\frac{589}{31} = 19
* 89931=29\frac{899}{31} = 29
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3. 最終的な答え

(1) 最大公約数:221
(2) 既約分数:1929\frac{19}{29}

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