三角形ABCにおいて、$\sin B = \frac{2}{3}$、CA=4のとき、三角形ABCの外接円の半径を求める問題です。

幾何学三角比正弦定理外接円半径
2025/3/29

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、sinB=23\sin B = \frac{2}{3}、CA=4のとき、三角形ABCの外接円の半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いて解きます。
正弦定理とは、三角形ABCにおいて、各辺の長さをa, b, c、それぞれの対角の大きさをA, B, Cとしたとき、以下の式が成り立つというものです。
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
ここで、Rは外接円の半径です。
問題文より、sinB=23\sin B = \frac{2}{3}、CA=4なので、b = 4です。
したがって、正弦定理より、
bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2R
R=b2sinBR = \frac{b}{2\sin B}
上記の式に、b=4, sinB=23\sin B = \frac{2}{3}を代入すると、
R=4223=443=434=3R = \frac{4}{2 \cdot \frac{2}{3}} = \frac{4}{\frac{4}{3}} = 4 \cdot \frac{3}{4} = 3

3. 最終的な答え

外接円の半径は3です。

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