与えられた等式が $x$ についての恒等式となるような定数 $a, b, c$ の値を求めます。問題は4つの小問に分かれています。 (1) $a(x+2) - b(x-2) = 4x$ (2) $x^3 + ax - 1 = (x^2 - bx)(x+2) + 6x + c$ (3) $2x^2 + 1 = a(x+1)^2 + b(x+1) + c$ (4) $ax^2 + bx + 3 = (x-1)(x+1) + c(x+2)^2$
2025/6/19
1. 問題の内容
与えられた等式が についての恒等式となるような定数 の値を求めます。問題は4つの小問に分かれています。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
各小問ごとに、恒等式の性質を利用して の値を求めます。恒等式では、両辺の同じ次数の項の係数が等しくなります。また、適当な の値を代入して連立方程式を解く方法もあります。
(1) を展開すると、
したがって、
2つ目の式より なので、最初の式に代入して つまり 。 よって 。
(2) を展開すると、
したがって、
(3) を展開すると、
したがって、
より
より
(4) を展開すると、
したがって、
より
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)