与えられた連立方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。 $\begin{cases} \frac{x}{2} - \frac{2y-1}{3} = 1 \\ \frac{x+1}{3} + y = -5 \end{cases}$

代数学連立方程式一次方程式代入法方程式の解
2025/6/19

1. 問題の内容

与えられた連立方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。
$\begin{cases}
\frac{x}{2} - \frac{2y-1}{3} = 1 \\
\frac{x+1}{3} + y = -5
\end{cases}$

2. 解き方の手順

まず、それぞれの式を整理します。
1つ目の式について、両辺に6を掛けて分母を払います。
6(x22y13)=616 \cdot (\frac{x}{2} - \frac{2y-1}{3}) = 6 \cdot 1
3x2(2y1)=63x - 2(2y-1) = 6
3x4y+2=63x - 4y + 2 = 6
3x4y=43x - 4y = 4 ... (1)
2つ目の式について、両辺に3を掛けて分母を払います。
3(x+13+y)=3(5)3 \cdot (\frac{x+1}{3} + y) = 3 \cdot (-5)
x+1+3y=15x+1 + 3y = -15
x+3y=16x + 3y = -16 ... (2)
(2)式より、x=3y16x = -3y - 16 となります。これを(1)式に代入します。
3(3y16)4y=43(-3y - 16) - 4y = 4
9y484y=4-9y - 48 - 4y = 4
13y=52-13y = 52
y=4y = -4
求めたyyの値を(2)式に代入します。
x+3(4)=16x + 3(-4) = -16
x12=16x - 12 = -16
x=4x = -4

3. 最終的な答え

x=4x = -4, y=4y = -4

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