与えられた連立一次方程式を解く問題です。 $\begin{cases} -\frac{3}{2}x + \frac{5}{3}y = 18 \\ -0.4x + 0.3y = 3.5 \end{cases}$

代数学連立方程式一次方程式代入法消去法
2025/6/19

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解く問題です。
$\begin{cases}
-\frac{3}{2}x + \frac{5}{3}y = 18 \\
-0.4x + 0.3y = 3.5
\end{cases}$

2. 解き方の手順

まず、2番目の式を簡単にします。
0.4x+0.3y=3.5-0.4x + 0.3y = 3.5 の両辺に10を掛けて、小数点をなくします。
4x+3y=35-4x + 3y = 35
次に、最初の式を簡単にします。
32x+53y=18-\frac{3}{2}x + \frac{5}{3}y = 18 の両辺に6を掛けて、分母を払います。
6(32x)+6(53y)=6(18)6(-\frac{3}{2}x) + 6(\frac{5}{3}y) = 6(18)
9x+10y=108-9x + 10y = 108
したがって、連立方程式は次のようになります。
$\begin{cases}
-9x + 10y = 108 \\
-4x + 3y = 35
\end{cases}$
次に、係数を揃えて消去法で解きます。
最初の式に3を掛け、2番目の式に10を掛けます。
$\begin{cases}
3(-9x + 10y) = 3(108) \\
10(-4x + 3y) = 10(35)
\end{cases}$
$\begin{cases}
-27x + 30y = 324 \\
-40x + 30y = 350
\end{cases}$
2番目の式から最初の式を引きます。
(40x+30y)(27x+30y)=350324(-40x + 30y) - (-27x + 30y) = 350 - 324
40x+27x=26-40x + 27x = 26
13x=26-13x = 26
x=2x = -2
xx の値を 4x+3y=35-4x + 3y = 35 に代入します。
4(2)+3y=35-4(-2) + 3y = 35
8+3y=358 + 3y = 35
3y=3583y = 35 - 8
3y=273y = 27
y=9y = 9

3. 最終的な答え

x=2x = -2, y=9y = 9

「代数学」の関連問題

$k$を定数とする。直線 $(2k+3)x + (k-4)y - 4k + 5 = 0$ は、$k$ の値に関係なく定点を通る。その定点の座標を求めよ。また、この直線が点 $(-1, 0)$ を通るよ...

直線定点連立方程式パラメータ
2025/6/20

数列 $\{a_n\}$ が漸化式 $a_1 = 1$, $a_{n+1} = 2a_n + n^2$ ($n=1, 2, 3, \dots$) で定義されているとき、一般項 $a_n$ を求める問題...

漸化式数列一般項
2025/6/20

与えられた拡大係数行列から、変数を $x_1, x_2, ..., x_6$ とし、パラメータを $x_3 = p, x_5 = r, x_6 = s$ と置いたとき、$x_1, x_2, x_4$ ...

線形代数連立方程式拡大係数行列線形変換
2025/6/20

$x_1$, $x_2$, $x_3$ に関する一次方程式 $x_2 - x_3 = 3$ の解のパラメータ表示を求める問題です。パラメータは $p, q, r, s, t$ から選び、パラメータの使...

線形代数一次方程式パラメータ表示ベクトル
2025/6/20

与えられた拡大係数行列で表される非斉次連立1次方程式の解の有無を判定し、解が存在する場合はパラメータ表示を求める問題です。拡大係数行列は以下の通りです。 $\begin{pmatrix} 1 & 0 ...

線形代数連立方程式拡大係数行列解の存在判定
2025/6/20

与えられた拡大係数行列を持つ非斉次連立一次方程式の解の有無を判定し、解が存在する場合は、その解をパラメータ表示で表す。与えられた拡大係数行列は以下の通りである。 $\begin{pmatrix} 1 ...

線形代数連立一次方程式拡大係数行列パラメータ表示解の存在性
2025/6/20

集合 $A = \{x | 0 < x < 2, xは実数\}$ と集合 $B = \{x | 1 \le x \le 4, xは実数\}$ が与えられています。 (1) $A \cap B$ (Aか...

集合集合演算共通部分和集合不等式
2025/6/20

与えられた係数行列に対応する斉次連立一次方程式の解を、パラメータ表示で求める問題です。与えられた係数行列は行簡約化された形になっています。パラメータは $p, q, r, s, t$ から選びます。

線形代数連立一次方程式パラメータ表示解の空間行列
2025/6/20

与えられたベクトルを、パラメータ $p, q, r, s, t$ を分離して記述せよ。ただし、先頭はパラメータを含まないベクトルとする。与えられたベクトルは、 $\begin{pmatrix} -1+...

ベクトル線形代数ベクトル空間パラメータ
2025/6/20

行列 $A$ を行基本変形すると $\begin{pmatrix} 1 & 0 & 2 \\ 0 & 1 & 2 \\ 0 & 0 & 0 \end{pmatrix}$ となる。さらに、行列 $A$ ...

線形代数行列行基本変形連立方程式
2025/6/20