(1)
直線OAの方程式は、y=x1y1x (ただし、x1=0) と表せる。書き換えると、y1x−x1y=0。 点B(x2, y2)と直線y1x−x1y=0の距離をdとすると、点と直線の距離の公式より、 d=y12+x12∣y1x2−x1y2∣=x12+y12∣x1y2−x2y1∣。 もし、x1=0ならば、直線OAはx=0となる。この時、点B(x2, y2)と直線OAの距離は、∣x2∣となる。 x1=0のとき、x1y2−x2y1=−x2y1。また、x12+y12=y12=∣y1∣。 よって、d=∣y1∣∣x2y1∣=∣x2∣ となり、上記公式でx1=0の場合も表現できる。 (2)
三角形OABの面積Sは、底辺をOAとすると、高さは点Bと直線OAの距離となる。
OAの長さはx12+y12。高さは(1)で求めたd=x12+y12∣x1y2−x2y1∣。 したがって、
S=21×x12+y12×x12+y12∣x1y2−x2y1∣=21∣x1y2−x2y1∣