1から200までの数字が書かれた200枚のカードから1枚引くとき、引いたカードの数字が8の倍数であるか、または60以下の数である確率を求めます。

確率論・統計学確率場合の数排反事象
2025/3/29

1. 問題の内容

1から200までの数字が書かれた200枚のカードから1枚引くとき、引いたカードの数字が8の倍数であるか、または60以下の数である確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、1から200までの数字の中に、8の倍数がいくつあるかを計算します。
200÷8=25200 \div 8 = 25 より、8の倍数は25個です。
次に、1から200までの数字の中に、60以下の数がいくつあるかを計算します。これはそのまま60個です。
次に、8の倍数であり、かつ60以下の数はいくつあるかを計算します。
8, 16, 24, 32, 40, 48, 56の7個です。
求める確率は、8の倍数である確率と60以下の数である確率を足し合わせ、重複している部分(8の倍数かつ60以下の数)の確率を引くことで求められます。
8の倍数である確率は、25200\frac{25}{200} です。
60以下の数である確率は、60200\frac{60}{200} です。
8の倍数かつ60以下の数である確率は、7200\frac{7}{200} です。
求める確率は、
25200+602007200=25+607200=78200=39100\frac{25}{200} + \frac{60}{200} - \frac{7}{200} = \frac{25 + 60 - 7}{200} = \frac{78}{200} = \frac{39}{100}

3. 最終的な答え

39100\frac{39}{100}

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